ぬぁー、いいとも録画するの忘れたー。
いつも昼休みはニュース終わってからいいともだから、テレフォンの途中なんだよなー。
で、あったであろうあんなにビックな有吉さんからの花に対するツッコミ聞きそびれた。残念…。

でも月曜は夏目ちゃんという怒り新党繋がりだから、またまた楽しみです。新党は今週も最高だった。演劇の件も、三大○○も。




 昨晩は河野さんよりお借りしている小説の1シリーズを読破致しました。
残り2冊ちょいだったから、ちょいの部分とラス2のプロローグ辺りから読もうと思ったら、うっかり最後まで行っちゃいました。
とんでもない流れになってたので。そして号泣です。



 という訳で、ここからは小説版魔法少女プリティーサミー全8巻と、流れで天地無用語りです。

サミーのでかいネタバレは濁します。サミー知ってる方には是非読んでみて欲しいですし。いろんな意味で。
地の文とかのノリが独特というか、時代を感じるのがネックかもですが、アニメとは全然違う終わり方をして感慨深いです。
……そのアニメの記憶がおぼろげではあるんですが、絶対こんな終わり方はしてなかったはず。


 そもそもサミーを借りるきっかけになったのは、河野さんたちとは同世代なので、90年代の黄金の18時代辺りのアニメの話でしょっちゅう盛り上がる訳です。
初代アニメは18時でなかったけど、天地無用も話が盛り上がる作品の1つ。
天地は私の中でいろんなお約束の原点です。主に萌え系の元祖って感じかな。
さえない男子がモテモテハーレムとか、平凡な地球人と思ったらところがどっこいとか、姉より妹に秘密があるとか、ツインテ妹キャラ最強とか、宇宙とか、謎の獣とか、獣は人になっちゃえるぜ!とか、とにかくとんでもねぇ話だとかとか。
あとはモデルになった舞台=聖地があったり(天地は岡山)、サミーみたいなスピンオフ兼パラレルワールドの存在も天地で初めて知りました。
あ、たくさんのメディアミックスとかもかな。私はOVAの序盤、テレビ1、2期、コミックは見ててました。


 コミックといや話逸れますが、天地の時から疑問に感じてて、今見てもやっぱり腑に落ちなかったんですが…何故美星と清音は百合になってるんだろ。

当時テレビではそんなシーン一切なかったはずのに、フィルムコミックのおまけ漫画ではもう読者も知ってるよね!とばかりにガチ百合百合エロエロな二人が毎度登場してるのには、まだBL萌えどころかノマカプ萌えもそんな開花してなった当時の私は目が点でした。
これが同人誌ってんなら気にしなかったけど(や、当時同人誌も知らなかったけどさ)公式の、テレビアニメの、フィルムコミックに付いてた漫画でありますぞ。もう意味がわからない…。
テレビだから百合設定が省かれてたとかでもなく、そもそも清音はOVAにいないキャラなんだから、百合設定はこのおまけ漫画のみで出てきた謎設定だった訳です。
だいたい美星も清音も天地が好きなんじゃ……。

なお、唐突すぎる百合化かつエロシーンというまだ同人に一切関わってない小学生には衝撃すぎたのか、結構長いこと百合は苦手でした。ギャグならいいけど、ガチなのはダメだった。

気付いたら好きになってたから克服したはしたみたいですが、今でも清音美星はダメなようであります。サミー読んでてしみじみ思っ……て、なんでサミーの二人も百合化してんのさー!!!!
え、この設定はいつ誰がどこで最初に公表したんですか。暗黙の了解のように百合シーンがあるんですが…。

テレビアニメ観ていて、二人は警察コンビとして、ギャグ要因な漫才コンビとしてめっちゃ好きだっただけに、説明が不足しすぎてるこの設定は今もまだ腑に落とせないみたいです。
それか当時理解してなかっただけで、テレビでちゃんと説明あったんかな。……いや、そもそも清音ってそんな目立ってなかったことないか……?

不満ついでに、ちひろママのダメ親っぷりは、憎めない通り越して笑えない……ちょっとあれは天地と砂沙美に対しての育児放棄の他でもなかったですぞ……。

おまけにどうでもいい話ですが、褐色肌の美星がモノクロ絵になると肌が白くなるのは何でだろな。心の目で見ろというのか…!!




 話を本題に戻して……。
私はアニメの(漫画の?)ノベライズといや爆れつハンターくらいしか購読してなかったのですが、河野さんはノベライズも結構読まれていらっしゃりまして、いろいろオススメを伺ってたのです。
その1つがお借りしていたサミーな訳で。

 曰く
「最終巻のあとがきを読んだら、この方はこんな気持ちでサミーを書いてたんだと、うわあああってなる」
うん、すげー気になる。


そしたら貸して頂けることになりまして。
うっかり即最終巻のあとがきから行こうとしましたが、きっと1巻からの1文字1文字に壮大な想いがあるに違いないと1巻から読みました。


 で、既に1巻あとがきで予兆はあり、最終巻ラストで確信と引っ掛かりがあり、あとがきで確信した部分の想像は遥かに超えてた。確信と引っ掛かりはプラスして真実でした。
これまた確信を超えた部分も、引っ掛かりを感じた部分も、ここ1ヵ月の間に悩み込んで眠れなくなってた部分であったので、余計に衝撃でした。
小説版の砂沙美たちの結末、魔法の結末も相まって、夢見れば夢も夢じゃないってアニメ主題歌のタイトルにも莫大な意味があったんだと思って、そんで号泣です。

主題歌は小説読み始めてから頭をぐるぐる巡ってただけに、思わぬ伏線に本当に衝撃で。
まぁ、その…主題歌タイトルにまで関連付けるのは私の考えすぎかもしれないけど。中身はめっちゃ陽気な科学ってスバラシイ〜ソングな訳だし。
でも少なくても作者さんにとっては、夢見れば夢も夢じゃなかったと思います。いっそ夢であればよかったけど。でも自分の手で、夢を夢じゃなくされたんだなと。

この作者の方が監督されてる作品がとんでも作品も多いから複雑な印象抱えてましたが、なんかすごい印象変わった。改めて観たら違う点が目に入るかも。




 あ、夢見れば夢も夢じゃないも好きですが、EDのペルソナもすごく好きです。サビのメロディだけがちょっぴり苦手ですが、Aメロ出だしの雰囲気がたまらんです。


 昔はあまり歌詞を意識してなかった主題歌ですが、エスカ然りサミー然りでこの時代も主題歌めっちゃ練られてますよね!
こないだカラオケでぷりんさんがレイアースの『ゆずれない願い』歌われてみえて歌詞見てたら、光はわかってたけど海風も歌詞に入ってたんだとびっくりでした。『ゆずれない願い』ってのもかなり重要ワードですし。

90年代アニメ主題歌の歌詞をいろいろ読み返したいです。








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