ようやっと若狭ちゃんの高座です。
緊張の楽屋でおじいちゃん登場!(ちゃ〜んと鏡に写っとる)師匠は?
万感の思いを込めた「愛宕山」
フラッシュするのはお母ちゃんとの思い出ばかり。
…感動的なんですがね…ヤな予感…
そして的中…!
なんでやねん…
舞台脇でびっくりしたリアクションしたの小草若くんだけやったから、草々くんは知ってるのんかと思とったら、楽屋でしっかり叱られとる。そらそーや。
お母ちゃんを筆頭に小浜メンバーも乱入。
とつとつと語り始める若狭ちゃん。一昨日のお母ちゃんの殺し文句は今回の伏線だったんスか?
さすがにお母ちゃんもよう反論でけへんよね。あーゆー風に言われると。
反発ばかりしてた娘に理解され尊敬され目標にされたらね。
けどね……
やっぱりね……
ここまできて、どーしてそーゆーこと言うの?
これまでの落語への思いは?
尊敬する師匠への思いは?
それらに対する情熱と誓いは?
みなご破算ですか?
そりゃないでしょう?
それは今まで支えてくれた人達への裏切りになりませんか?
芸人は独りで一人前になるんではない。それはこれまでも語られてきたこと。
師匠、兄さん達、お客さん達によって一人前にさせて頂くものなのでしょう?
若狭ちゃんの落語を楽しみにしててくれるお客さん達がいるのに、それ皆ポイですか?
お母ちゃん業を軽んじるつもりは毛頭ありません。お母ちゃん業がどれだけ大変かはダメ母やっとる自分がよう分かっとります。
けど
伝統芸を継承しとる者が、「なりたいもん見つけたから」って、辞めるってそりゃいかんて。
なりたいもんふたつではあきまへんのか?
芸に精進する母親の背中見せるのは、いかんことですか?
出来れば明日の最終回は数年後、お母ちゃんと皆に説得されて噺家と両方やっとる若狭ちゃんが見たい。