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「ちりとてちん」すったもんだの初高座

どないなるかと思てましたが…よーなんとかなったもんです(-o-;)

勇助くん、やっぱり叱られなれてなかったんでしょうな。えらいショックだったようです。
草々兄さんも落ち着いたようで、しっかり説教してました。
若狭ちゃんひとり自己嫌悪でいじけてましたが。


勇助くん、新たな気持ちで落語に臨む決意。感化されやすい若狭ちゃんはもう女将さんモード。
やー、最後は三人揃ての土下座に、一瞬笑いました。笑うトコやないのに。

一番心が広いのは散髪屋さんですね。傷ついてるだろうに、ホントに落語が好きなんやね。


正平くんに言われて自分が分かった若狭ちゃん。若狭ちゃんに言われてお母ちゃんの気持ちが分かった正平くん。他人のことならよく見えるもんです。

それにしてもお母ちゃんの突発的な行動力には脱帽です。エプロン掛けで小浜から来ると思わんかった。ましてや、すぐ引っ張って帰るとは。


徒然亭門下が集まり、メインテーマが高らかに鳴り…「徒然亭小草々」はコケた…
兄さん達ツッコみナイス。グッジョブ!勇助くんガックリ…
若狭ちゃん大ドジ。(どーやったら箸間違うねん!つーか正平くん自分の持って帰ってなかったんかい!)格好つけて語ってたのにねえ。
結果として勇助くんには一番喜んで貰えたからよかったですが(でもそれって正平くんのおかげ)。


笑顔で初高座できました。o(^▽^)o

「野村万作・萬斎狂言公演」鑑賞の感想

「野村万作・萬斎狂言公演」に行ってきました。


演目は
・独・素狂言「柑子」(こうじ)
・狂言「鏡男」
・狂言「骨皮」


独・素狂言は、狂言の演目を落語風に独りで語ろうという試み。
萬斎さんが座布団に座って落語家のように、主と太郎冠者を演じ分けてらっしゃいました。なかなか面白い試みや思いましたよ。だからステージも寄席風にしてありました。

演目は「柑子」(こうじ)。
3個の蜜柑を取って来いと命じられた太郎冠者が、3個共食べてしまい、その言い訳を主にさもあったことのように話すという話。結局、太郎冠者は叱られるんですがね。
狂言の演目が落語になったのだから、狂言役者自らがやってみようゆうことです。楽しませて頂きました。


狂言はひとつは「鏡男」
まだ鏡が珍しかった時代。男が妻への都の土産に鏡を買った。
しかし、妻は鏡が自らを写してるとは理解出来ず、夫が鏡の中に女を連れ帰ったと誤解して嫉妬に狂うという話。

ステージ狂言ならではの演出で、鏡にセットしたカメラで撮っている妻の顔を後ろのスクリーンに映している。
つまり妻が見てる鏡を観客も見ることが出来るという演出。
途中でカメラの調子が悪くなったのか、えらいノイズだらけでしたが、まあ様子はわかりました。



もうひとつは「骨皮」
寺の住職が隠居するので弟子に住職の座を譲った。ついては心得として「檀家のあしらいを大事に」と教えた。
新住職は喜んで、訪ねてきた檀家に親切に秘蔵の傘を貸すが、それを聞いた元来しぶちんの元住職は傘を借りに来た檀家への言い訳を教える。
次に馬を借りに来た檀家に傘の言い訳をして呆れられる。
元住職は馬の場合の言い訳も教える。
最後の檀家が新住職と元住職にお参りに来て欲しいと頼むと、新住職は自分は良いが元住職は駄目だと馬の言い訳をする。(その言い訳というのが早い話、発情して腰が抜けたので小屋に繋いであると)
それを知った元住職は怒り狂うが、新住職はかつて元住職は女性を引っ張り込んでいたではないかと昔の色事を暴露する。というお話。

これもステージ狂言ならではの演出あり。後ろのスクリーンを障子にして、暴露話のとき女性を引っ張り込む影。そして次の瞬間、真っ赤なハートが…(笑)
やー大笑いでした。


「鏡男」は落語「松山鏡」に
「骨皮」は落語「金明竹」になってるそうです。
残念ですが、私は知らない噺です。
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