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「ポニョ」感想B ポニョ

宗介を語ればポニョを語らねばならないな。


ポニョは自分に素直でわがままで行動力あって自立心旺盛で積極的で全てを味方につけられる最強の女の子だ。


結局この映画はポニョが周りの迷惑顧みず、「宗介と一緒にいたい」という我が儘を貫き通すお話だ。


「宗介んとこイクー」ただその一心で、閉じ込められた部屋を飛び出し(これには妹達が大活躍)、偶然とはいえ父の集めた魔法を手に入れ(そしてそんな自覚はない)、その魔法でもって宗介の元を目指す(ポニョにとって魔法はいつの間にか身についたラッキーな代物でしかない)。

ポニョにとっては魔法で水魚になった妹達も大波も大切な味方であり手段だ。

幼いその頭には「宗介の元へ」という情熱のみが存在し、その現象がどれほど周りに迷惑かけてるかなんて関係ない…というよりわかってないんだろうなぁ

海の中で育ったポニョにとっては海上の津波さえ初めての珍しい経験でワクワクし、「何でこんなことが起こってるんだろう?」と考えて…もいないんだろうなぁ

怖いモノ知らずの年頃ってコワイ


ポニョが宗介に(多分)恋(?)をしたのは、よくわかる。

口うるさい父への反抗と好奇心でユラユラ海上へ出てきたら、底引き網に追われ(ゴミだらけの)ビンにはまりながらもヨタヨタ逃げ出し、力尽きて漂ってた所を助けられりゃ、そりゃその人は王子様だ!恋に落ちるよ。

そこへダメ押しの
「僕が守ってあげる」なんて

そーなるともう宗介のことしか見えない。

自分と宗介の間に割って入り、自分を侮辱したクミコちゃんなんか敵でしかない、乙女だねぇ(笑)


だからポニョは告白する。

まだどんな常識にも縛られてないポニョには、しごく当然のこと。


だから連れ戻されても宗介を目指す。

ただただ目指す。
「宗介の側にいたい。宗介と同じになりたい!手足が欲しい!」と偶然手に入れた魔法で人間の姿にまでなって!

元の姿の違う自分をわかってくれるかどーかなんて考えちゃいない。

だからいきなりギューッだ。

それでもわかってもらえた嬉しさに飛び跳ねる。

なんてパワフルな押しかけ女房(笑)


そこから先は全てが初めての経験の為、はしゃぎっぱなし。
ランプもラーメンも(疲れてそのまま寝ちゃうトコの可愛いこと)洪水さえも(自分が引き起こした自覚なし)初めての経験で、何より宗介の傍にいられることが、何よりも嬉しくてはしゃぐはしゃぐ。

リサを探すという宗介にとっては大切な冒険さえもポニョにとっては宗介とのステキなデートだったろう。


このデートで腐母が気に入ったのが、ポニョと赤ちゃんの邂逅。

命の元の連鎖を初めて知るポニョは、そのことに感動し、この時ばかりはお姉さんになる。


だからだろうか?

その後リサを心配して泣く宗介に、(眠気もあったとはいえ)実にお姉さんな顔で宗介を励ます。


その後ポニョは無力な状態に陥るが、最後はポニョがキメる。

グラン・マンマーレの問いに潔く魔法を捨て(元々、魔法が欲しかったわけじゃないし)、グラン・マンマーレは宗介に「泡にキスして」と言ったにも係わらず、結局ポニョの方から唇を奪っちゃうのだ。

なんて一途な情熱。

ポニョはまさしく恋するオンナ。


将来もしも宗介が他の女の子を好きにでもなったら、とんでもないことになるだろうな。

ま、多分そんなことはないだろうけど。

だってポニョほど一途な女の子はいないもの。

ポニョを守る約束をした宗介が、その約束を反古にするわけないもの。

宗介にとって「守る」=「愛」だもの。

まあ、まだそんな自覚もないだろうけどね。

映画「容疑者Xの献身」観ました

娘の試験が終わったらまた行きます。

見応えあったのでその価値有りです。


愛が理解できない湯川センセですが今回、情に揺れます。


vs関係になる数学者・石神役の堤真一の怪演が唸らせる。

主役を喰いそうな位の迫力です。


追う者追われる者の緊張と謎が素晴らしい。































んで、見終わった結論は…天才は美人に弱い。

秋の香りが…

マンションを出ると、いきなり漂ってくる秋の香り。

金木犀。

この香りがするとホントに秋になったんだなぁと思う。

香りが強いから昔はトイレの芳香剤の香りにも使われてたけど、最近はなくなって、すっかり秋の香りに復権。

独特の香りは数メートル離れてても漂ってくる。

秋の代表の花のひとつ。


ワタシは、あまり見かけないが銀木犀の清楚な香りも好きだ。
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