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二人で創作・版権小説を書き綴ってます。
つる「くにに、くににぃ! 今日は外で食べていこうぜー」
くに「ん、そうだな。トレハンでずっと地下に居たし、美味しいものでも食べに行くか」
つる「やった! じゃあいつもの冒険者食堂行こうぜ!」
シル「んぉ、おう双子じゃねぇか。こっち来い!」
つる「あ、シルバーにシュノだ。二人も食べに来たのか?」
シュノ「ああ、こいつが煩くてな」
シル「ぁん? 良いだろ、せっかく王都に戻ってきたんだから」
くに「あれ、二人もどこか行ってたのかい?」
シル「ああ、商人の護衛でな。つまんねぇ仕事回しやがってあいつら……」
シュノ「龍の巣の近くを通るから俺達に回されたんだ」
つる「龍の巣!? 二人共、さすが凄腕の傭兵団だなー」
シル「俺は戦えればそれで良いけどな」
シュノ「……はぁ……ドラゴンに遭遇しないからって帰り道で俺に斬りかかってくるのはどうなんだ」
くに「ああ、いつもの悪い癖が出たのか」
シル「キヒヒ、やっぱシュノは最高だぜ! どれだけ斬りかかっても防がれちまうんだからよぉ」
つる「まあ普通はシュノと戦おうとは思わないよな……。でも、一緒に組んでるって事はシュノもまんざらじゃ無いのか?」
シュノ「ちげぇ……他の奴らに押し付けられたんだよ」
くに「……嫌ならギルド、抜ければ良いんじゃないか?」
シュノ「それはそれで暇でな」
シル「嫌よ嫌よも好きのうちってヤツだよなぁ? ついでに今晩どうよ?」
シュノ「断る、俺が下なんてありえん。そもそも、今夜は先約が居るんでな」
くに「……シュノは何だかんだ言ってレイリの事好きだよなぁ。王都に戻ったら必ず会いに行くんだろ?」
つる「うんうん、仲良いよなぁ。騎兵隊からの依頼はシュノが率先して受ける位だし」
シル「妬けるなぁ、ええ? 仕方ねぇ、双子で我慢してやるか」
くに「我慢するじゃねぇよ、俺達だって断る」
つる「え? 俺ちょっと興味あるかも、シルバー強いし」
シュノ「……鶴丸、シルバーの誘いは模擬戦じゃないぞ」
つる「違うのか?? じゃあ何するんだ?」
シル「なにって、ナニだよ。お前の尻孔に俺様をブッ差すんだぜ。おい片割れ、そっちのは情操教育済ましてんのか?」
くに「(鶴の耳を両手で塞ぎ)あーあー、きこえないなー。お鶴に変な事教えないでくれないかい?」
シル「ぁあ? 嫌ならお前等もギルドに入れよ。攻城戦で疑似戦争すんのは愉しいぜぇ」
くに「何でそうなるんだ……(鶴の耳から手を離して頭を撫でつつ)俺達は好きにトレハンしたいんだ。攻城戦なんて興味ないね」
つる「え?こーじょー??」
シュノ「気にしなくて良い、戦闘狂の戯れ言だ」
シル「はぁ?普段すかした顔してるヤツの顔面殴れるんだぜ?気分良いだろ」
くに「いや、全然……」
つる「喧嘩は良くないんだぜ?」
シル「その喧嘩が合法的に認められんのが攻城戦だろ。キヒヒヒ、たぁのしーぜぇー?」
くに「……シュノは参加してないんだろ?攻城戦の間は何してるんだ?」
シュノ「休暇だな。レイリに会いに行ってる」