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ちかガチ恋勢

アナスタシア・サリヴァン (18〜22歳)

侯爵家令嬢。
御伽噺の聖女と同じ名前である自分は聖女の生まれ変わりだと信じている。
家は英雄信仰の強い家系で生まれた娘に聖女の名前をつけ、あわよくばクライン家に嫁がせる算段だった。
綺麗な娘が色恋に自由に生きるのも娘可愛さに黙認している。
かなりの美女で社交界では「聖なる黒薔薇」と呼ばれる漆黒の艶やかな美しいロングヘアと、大きな満月のような金色の瞳。
自分を世界一美しいと自負しており、誰よりも幸せになる権利があると思っているため非常にワガママで色恋の噂が絶えない、取り巻きは全てお手付き。
何かあればまパパに言いつけてやるみたいな幼稚な面も。 卑怯でズル賢いが頭は悪い。
全ての男は自分の虜であり、自分を着飾る宝飾品だと思っているため、至高の宝石であるシュノを自分のものにしようとしたが、シュノが平民だったことから騎士爵を受ければ囲いの愛人(セフレ)にしてやると誘いをかけたが断られ、大衆の面前で大恥をかかされてからというもの、シュノが忠誠を誓っている(体面上)恋人のレイリの存在が邪魔だと感じ、何かと敵対視して酷い嫌がらせをしていた。
ある日夜会で月の様に美しい宗近を見つけ、自分に似合う最高の宝石として宗近を自分のものにすべく翻弄。
双子鶴との婚約もレイリが裏で糸を引いていて心優しい宗近は何も知らず騙されていると思い、双子を亡きものにしようとあらゆる手を尽くす。
最後は宗近の手により全ての悪事が暴かれ、稀代の悪女として処刑された。



マクシミリアン?グランデ(25)

引きこもりのオタク気質の研究者。
商家上がりの成り上がり子爵家の三男で家族の誰からも期待されていない落ちこぼれ。
研究が好きで薬学や錬金術などの知識に長けているが、出不精で奥手な引っ込み思案、ゆるふわな天パで前髪で顔を覆い分厚い縁の眼鏡をかけてる。
社交界に滅多に顔を出さず「豚小屋の君」と笑いものにされている。
社交界で虐めにあってた所を宗近に助けられ、優しさに触れていくうちに興味から恋に変わっていく。
人付き合いや恋愛には苦手意識が強く人前で上手く喋れないが興味のあることには饒舌に語り出すオタク特有の気質を気にしている。
自分には人に好きになってもらえる様な容姿も性格もしていない為自信が無いが、研究の話してるときは生き生きしてるため、それを嫌な顔せず聞いて褒めてくれる宗近が大好き。
宗近に好かれようとメガネをオシャレなものにしたり見かけを綺麗にしたりと努力している。
双子に対しては羨ましいという気持ちが強いが、どうにかしたいという感情はない恋愛初心者
男版ティアを恋愛脳にした感じ。
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