考えても不毛だが歴史好きなら考えたことがあると思う。
ワタシは世界史は苦手なので日本史で。
最たるはやっぱり
「本能寺の変がなくて織田信長がそのまま生きてたら」だろう。
信長は生きていれば日本史史上最大の革命をやってた可能性がある。
秀吉や家康は実効支配で落ち着いたが、古い体制が嫌いな信長ならそれ以上やってた可能性アリ。
実効支配してたのに足利将軍追放しちゃった人だし。
もしそうなってたら、のちの歴史に影響大は必至だったろう。
戦国時代は他にもいるだろうが、ワタシは幕末史の方が興味あるんでそっちへ。
こっちも「もし生きていたら」って人はたくさんいるが、ワタシはとりあえず3人に絞って。
徳川家茂
孝明天皇
坂本龍馬
前々から思ってたけど、今改めて思うのは「八重の桜」見てる影響かなぁ。
もし家茂が虚弱じゃなくて長生きしてたら…
公武合体で皇家の姫を嫁さんにもらって、朝廷と協力して国難を乗り切ろうとしてたのに亡くなって代替わりしたのは残念。
もし孝明天皇が急死しなかったら…
自分の考えを持って家茂同様、協力して国難に立ち向かおうとしてた人だから、歴史の流れは変わらなくとも、もうちょっと違う形になったんじゃないか。
もし坂本龍馬が暗殺されなかったら…
大政奉還後の薩長の暴走を止められたんじゃないか?
つか薩長同盟を締結させた責任もあるからね。
つまりワタシは明治新政府に納得してないのだ。
これは中学で歴史を習った頃からすでに。
授業中、先生に質問して一瞬絶句させたくらいだ。
ソフトに質問したが過激に要約すると
「なんで明治新政府はバカなんですか?」
西南戦争や鹿鳴館あたりを習ってた頃だと思う。(戊辰戦争は多分その後の知識)
特に西郷隆盛が好きというわけではないが、一緒に維新を成し遂げた仲間に何やっとるんじゃ
と。
戊辰戦争を知ってから明治新政府(薩長)への不信はますます募った。
新選組は志願してその道を歩んだのだからまだ本望だろう(ある意味自業自得ともいう)
気の毒なのは会津藩。
天皇と幕府の為に働いてたのに、天皇が代替わりした途端、逆賊扱い
降参してるのに薩長の八つ当たり的追撃に合いボロボロにされる。
その後も北へ逃げる旧幕軍を執拗なまで追いつめるえげつなさ。
他にやることあるだろう!
というわけで、この3人が生きていたら戊辰戦争や西南戦争という不毛な内戦は起こらなかったんじゃないかと。
まあ詳しく知っているワケじゃなく、偏った知識や考えであることは重々承知の上です。
だいたい幕末に幕府派と攘夷派が不毛な知識人狩りやるから、三流しか残らなかったんだよな。