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研磨のおたけび

第90回記念選抜高校野球。

大阪桐蔭は春連覇がかかる大会です。
他には明徳義塾、日大三、東海大相模、智弁和歌山、智弁学園など。

そして最強世代が甲子園へ。
最強世代と呼ばれる子達ですが、今までで一番じゃないかというくらい下馬評が高く、どこも桐蔭が優勝との予想。
私はそこまでの前評判の高さがよく分からなかった。
最強世代の上の代、徳山、福井、坂之下、泉口らが私の中で最強で、インパクトが強くて、今年の世代をいくら持ち上げられても、もっと!もっと!!と物足りなさを感じていました。

でもそのチームで守られて育て上げられてきた子達の本番なんだよね。
それくらいの下馬評なのかもしれない。
でもなかなか信用できなかったわ。

チームは、まだ記憶に新しい中川の一塁ベース踏み損ないから、冬を越えていざリベンジ。
中川はあの経験があったからこそ立派な主将になったと思います。
根尾サマ、藤原、山田、横川…と最強世代と呼ばれる同期たちをよく引っ張っていける存在になった。


伊万里戦。14-2
21世紀枠と当たるのはなかなか面倒。ヒール扱いでも応援が大きくても動じずにさらっと勝たなきゃいけない。
去年夏の敗戦投手柿木。柿木が悪いわけではなかったのだけど、去年の悔しさを思い出せと思ってしまう。
序盤の制球が定まらず。態となのか?
それとも初戦は緊張するのか。
打線は流石だが、根尾、藤原なんかは大振りで狙ってた。あの大振りはちょっと。
14-2で締めくくったが、それで満足してたら慢心だと思うので中川が締めてほしい。よくある空気にのまれずやったのは良かった。


花巻東戦。19-0
1表の佐々木監督特有の攻め方にも何とか対応して乗り切ったことが勝因。
バスター、盗塁と切れ目ない攻めだったけど、柿木たちがよく耐えた。
その後の1裏では珍しくバントやスクイズを交えてて桐蔭らしくなかったけど、その一連の流れが西谷監督の名将っぷりを存分に発揮されてて面白かった。
かき回されたらかき回す。かっこいい!
ぽてんヒットやエラーもあったけど、ノリとオーラで圧倒。
結果的には19-0だけど、20点いけたんじゃない?まだまだ詰めが甘いというか調子乗りで冷静でないところが若いチームだなと思う。


準決勝 三重戦。2-1
イメージとして、準決は危ない、守りのチームに弱い、ロースコアは苦戦するという負ける要素たっぷりの試合だったけど、なんとか勝てた。
急遽登板の根尾、サヨナラ打の藤原、花巻東で痛めながらも塁に出て打点1の小泉とよく頑張った。
怖すぎて、でももう信じるって決めたので試合が終わりそうな時間まで速報は断ってた。
やっぱ信じてた通りやったわ。
藤原と根尾を今大会で初めて褒めたい。
ほんとこのチームは詰めが甘い、テンションばかりのチームと思っていたけどよく耐えた成長した試合だった。


決勝 智弁和歌山戦。5-2
名将同士の戦い。
打ち合いになるかと思っていたけど序盤は投手戦。
結局根尾が完投。
エラーが2つ出たのは惜しかったけど、緊張もあると思う。
根尾が9表?にニヤリと笑っていたのが印象的。
とにかく手が震えた。私の。笑
負けていてもおかしくないけど、勝てた。
おめでとう。



このチームは、強いっていってもくじ運の強さ、花巻東は8割柿木のお陰、今年はインパクトはあるけど詰めが甘すぎて子供みたいな印象だった。
特に印象的だったのは、三重戦。
三重は決勝で当たったことも勝ったことももちろん覚えてるけど、負けるならここかなと思ってた。
しかも相手に先制点を取られる慣れてない展開、今大会初のエラー、代打の不発、苦手なロースコアの展開と負けてもいい要素ばかりだったけど、勝てた。
しかもあまり経験のないサヨナラ。
チームとして学校として良い経験になった試合ではないかな。
三重戦で勝てた時、このチームのファンになった。

去年の借りは倍にして返そう。
本番は夏。
100回大会で優勝することが使命でしょ。
本人たちもファンも私も全然満足なんかしてない。
抜かりなく頑張って。
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