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大量の防腐剤 心の中にしのばせる

そうか。私、帰りたかったのか。


『ホキ美術館名品展』へ。
ホキ美術館は、写実絵画専門の美術館です。
ホキ美術館について全く知らなかったのに、一目見て入りたくなった。
滑り込みで入れていただきました。


「頂きへ」曽根茂作
絵を見て泣きたくなったのは初めてかもしれない。
それは今朝の仕事での嫌なことも関係してるんだろうけど。またこの絵を見て泣きたくなるのかは分からないし。
それでもこの絵を見て涙が出た。
辛いことがあると決まって思い出すのは、昔住んでた田舎の風景と卒論のこと。
この風景は田舎に似てるから好きなんだなぁ。


「跡」小尾修作
跡って解る。跡なんだよなー面影的なね。軌跡的なね。
裸婦像とかほんと全然興味なかったのにすごい綺麗だな、人間っぽいなって。
切なさと焦燥感を感じるのは、私だけだろうな。
そこに一人の人間がいるような、ほんとに存在してるような感じ。


「樹影が刻まれる時」五味文彦作
樹を切ってきてそこに置いたのかと思うくらいのリアルさ。
奥行きがあって思わず手を伸ばしそうになる。
葉ずれの音がしそうではないな。
そういう感じじゃなくてどっしり立ってる感じ。
大きさを感じられて素敵です。


写実絵画は完成まで何年もかかるから、例えば自然を描いていても1つの絵のなかに春夏秋冬が入り交じった絵になることもあるらしい。
そんなに見つめることができるものがあるって幸せだな、見つめられるものは幸せだなって思ったりする。
私にはそんなに見つめていられるものも見つめてもらえるものもないんじゃないかな。


写実的な絵が好きな人は多いと思うけど、写実絵画ってジャンルがあることはあまり知らないんじゃないかな。
私も知らなかったけど、すごく惹かれる絵がたくさんありました。
いつか美術館に行ってみたいなー

イマを愛していこう

デザインとかファッションとか全然分からないし、元々抽象的なものより写実的なものの方が好きだし。


『マリメッコ展』に行ってきました。
マリメッコって、有名なウニッコしか知らないけど日本人デザイナーもいたなんて。
北欧テキスタイルが持て囃され有り難がられる昨今の日本だけど、実は逆輸入してたなんて面白いと思う。
逆に言えば、この日本人たちは北欧デザインに魅せられた最初の日本人になるわけかしら。
もしくは、日本と少なからず通じるものがあるから日本人もデザイナーとして活躍出来たり日本でも受けたりするのかしら。

ヴォッコ・ヌルメスニエミのインタビュー映像で印象的な言葉がありました。
「マリリン・モンローのような締め付ける曲線を出すデザインから解き放たれる、自由になる。女性はこれから自由になる。」そんな意味を込めた直線的でゆったりしたデザインになってるそう。
おお…って思ったなー。


話は飛びますが、最近朝ドラのべっぴんさんを観てます。
戦後の女性が女性だけで子供服の店を出す話です。
あんな大変な時代でも子供に可愛い服を着せたい、自分もおしゃれしたい、そんな想いを抱かせるファッションってすごいです。
ヴォッコに言わせると、ファッションとデザインは全く違うものらしいけど、女性の社会進出という意味ではすごく同じ意図を持たせることができるんだな。


一緒に行ったのは中学時代の部活の先輩。
私たち、家庭科部だったんですが、展示していたドレスに二人ともが生地や構造について興味を持っていてなんか部活のことを思い出しました(笑)
二人とも同じようなことで悩んで同じように凹んだり羨んだり笑ったりしてる。
いつまでも友達でいてね。
違う、先輩でいてください(笑)

息がきれるまで走った そうだね

バスツアーで長野へ行ってきました。

今年全く旅行に行ってなかったので、旅行に行きたい欲が沸々と沸いてきた私は、中学からのお友だちにおねだりして付き合ってもらいました。

行き先は昼神温泉。
日本一星が観られる場所として村おこしで成功した阿智村です。
その経営スタイル?はしゃちょーも知るところらしく、よく予約できたなと感心されました。
…予約したの2週間前やけどな。


1日目
まず、中山道馬籠宿へ。
雰囲気めちゃいい!
宿場町が残ってるとは知らなかったなー。
友達も私も京都に通ってたから言えるけど、日本の素晴らしい風景って本当はこういう場所だよなーって話してました。
私はこういう田舎っぽい方が好き。田舎で育ったからかもしれないけど。
山があって田んぼがあってちょっと古い家があって…。
なんだか懐かしくなります。

途中、栗ふくを頂きました。
うまーい;-)

次は妻籠宿へ。
脇本陣奥谷でこの景色が見たかった。
残念ながら綺麗には光が差してくれなかったけど、案内人の方が丁寧に説明していただけるし人が来るたびに囲炉裏に火をいれてくれるし楽しかった。
ここで時間を取りすぎて全然回れなかったけどまぁいいか(笑)


旅館ではカメムシが部屋にいて大騒ぎ(笑)
ご飯は馬刺とか釜飯とか陶板焼きとか美味しかったー
友達に、今日はよく食べるねーって感心?された(笑)


2日目
翌日は5時発で星と朝焼けと雲海を見に行きました。
ホテルを出るときに見上げると綺麗に見れたので期待してたけど、山頂につく頃にはもう明るくなってきて結局星は見えなかった(笑)
でも日出と雲海はバッチリです。
二人で拝んでみたり…(笑)

すごい綺麗だった。
この日は雲海日和だったらしいです。
田舎の朝ってこんな感じ。
澄んでる冷たい空気を吸ったのは久々かも。

あとは川下りしたり、りんご狩りしたり。
I have an apple♪って歌ってた(笑)


行こうよ、行こうかの応酬で付き合ってくれる昔からの友達に感謝です。
今度はちゃんと星見に行こうか。
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