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「もういいよ」

今年も1年お疲れさまでした。
なんか年を追うごとに1年が早く感じます。


1.仕事…○
まぁまぁです。
上司が家の事情で残業できなくなってどんどん仕事が回ってくるようになってちょっとうんざりだったけども。
2回目の社長賞をもらえて良かった。

2.遊び…○
んー…遊んでない(笑)
でも旅行たくさん行ったなー
台湾、浦和、軽井沢、東北。
どこもすごーーく良いところでまた行きたいです。

3.趣味…○
陸上の初現地観戦が出来たのが一番楽しかった。
野球もいつも通り観れたし。
好きなプロ野球選手がなかなか苦労してた1年だったので、来年はみんな復活できますように。

4.恋愛…△
全然上手くいってないけど、努力はしたと言える。危機感がでてきた(笑)
努力は認めるみたいな。
私にしては頑張った!


来年はW杯も平昌五輪もあって、私にとっては楽しみな年。
趣味を楽しめる年にしたいなー
仕事は3回目の社長賞を。
恋愛は、まあ引き続き頑張ろ。
最後の20代、思いっっっ切り楽しもう。

癒されぬ傷口は

大エルミタージュ美術館展。
少し前からサンクトに行ってみたいなーと思ってて、まさか向こうからやってきてくれるなんて(笑)
12月は寒いしバタバタしてるしであまりお出掛けするのは苦手だけど頑張る。

兵庫県立美術館は安藤建築だったのね。
入った感じが似てるなって思ってたけど、ほんとに安藤だった。

入ってすぐエカテリーナ2世を取り巻く家系図がある。もっと世界史を勉強しておけば良かった…(笑)世界史苦手…。
『戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像』が最初にお目見え。これだけは写真OKだったので撮りました。


ドレスがリアル。
彼女、ドイツからロシアに嫁いで皇帝になったすごい人。
なんか朗らかそうなイメージだ。
ロシアのためにと、尽力した信念を持った人。でも愛人を何十人も囲ってたらしいのである意味奔放な人だったのかも。
そんな人の「エルミタージュ(隠れ家)」へ。

まずはイタリアの作品。
『トビトの治癒』はトビトの目をトビアが魚の内蔵とかで治療する旧約聖書の逸話の絵です。後で知ったんだけど、トビトは燕の糞が目に入ったらしいよ…。
トビトの右目に皆が注目する構図だけど、そこにいた天使は後の絵で出てくる大天使ラファエロだそうで。
宗教画は知識がないとなかなかバックボーンまで図れなくて悔しいな。
むしろ基本は叩き込まれてて良かったのか。

『洗礼者聖ヨハネ』
 ヨハネは後の絵でも出てきます。
ヨハネの象徴の長い十字架の杖。十字架の上のリボンには「Ecce Agnus Dei」(見よ、世の罪を取り除く神の子羊だ)と書かれているそう。一緒に子羊ももちろんいます。この絵はそんなに惹かれなかったけど、後の絵のヨハネが好きで、あーそういえば前半でもヨハネあったなって思って。

『聖チェチリア』
ブローチがすごく立体的に見える。凹んで浮き上がってる感じ。これはすごい。
そしてすごく美人。信仰者ではないので聖人にもそんなことを言っている。
カルロ・ドロチをこの絵で初めて知ったんだけど、他の絵も見たいと思った。わたしにしては珍しい。

『エウロパの掠奪』
エウロパを拐うためゼウスが白牛に化けるギリシア神話の絵。ある意味宗教画なのか?ギリシア神話まで見られるとは。物語は残酷だけども絵自体は明るさが伴う。

 ポンペオ・ジローラモ・バトーニ『聖家族』
マリアとイエスが一際輝いて見える。
ここにもヨハネが杖持ってる。
すごく美しい作品。

『ドレスデンのツヴィンガー宮殿』
ドレスデンってドイツよね?と思いながら…(笑)
ドイツ大好きなのでこの絵も好きです。
今回の展覧会、あまりお気に入りの風景画がなかったんだけど、これは良い。


次にフランドルの作品。
主要な画家はルーベンスの工房で製作していたらしいからびっくり。
『スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色』
今にも罠にかかりそうな鳥といつ氷が割れるかもしれない中スケートを楽しむ人は同じ運命にあるっていう教訓じみた作品。
細かい描写がすごい。

『鳥のコンサート』
この時代にこれだけの種類の鳥をどうやって描写したのかね。金持ちのアピールか。

オランダの作品。
風俗画や風景画が多い。
『果物と花』
パッと見は静物画なんだけど、実は蛇やらトカゲやら人の顔やらが描かれてて気持ち悪い作品。メロンの切り方と位置が『果物鉢と切ったメロン』とそっくりで同じ作者かと思うけど、国も年代も違うんだなぁ、不思議。

『月明かりの川の風景』
珍しい風景画。月明かりが綺麗。光の描き方が良いなぁと思った。人が描かれていない風景画が今回少なかったので、ちょっと癒し。


スペインの作品。
『幼子イエスと洗礼者聖ヨハネ』
この幼子でも品格さと慈愛が滲み出るイエスが綺麗。この絵はかなり表情豊かな絵だと思う。この絵好きです。

『聖母マリアの幼少時代』
スルバランの描く口元がすごく特徴的だなと。他の受胎告知?の絵もこんな口元。
マリアの幼少時代にスポットを当てたっていうところが珍しい。

フランスの作品。
『ヴェールをまとう若い女性』
異彩を放つこの作品。大きめだったこともあるのか、私の中でめちゃくちゃ目を引きました。
私はこの絵に不気味さを感じたけど、隣で観てたご老人はすごく優しそうな目ねと言ってたので人の感性って全然違う。

『盗まれた接吻』
これが観たかった!このために来たようなもん。
映画のワンシーンみたいですごくドラマチックだなって。
ストーリー性がある作品ですごく好きです。

『トビアと天使のいる風景』
トビアは最初にあったトビトの息子。国を越えて同じエルミタージュに集まってきたトビト記の絵。天使はラファエロですね。この絵好きです。

最後はドイツとイギリス。
『林檎の木の下の聖母子』
いろんな人の聖母子を観るけども、これはあんまり好きじゃない(笑)
どっちも顔が…(笑)
でもエルミタージュがすごく出し渋ったと知ってじっくり観察(笑)

『蜂に刺されたキューピッドを慰めるヴィーナス』
これ可愛い(笑)なんか可愛い(笑)


1枚の絵を目当てに行ったんだけど、意外と好きな絵ばかりで、エカテリーナは良い趣味してると上から目線で思ってしまった(笑)
宗教画が多くて、全然知らないんだけど、良いんだろうかと思った。
1枚1枚をすごーーくじっくり観ることができたので楽しかった。
エルミタージュ美術館にいつか行こう。

追いかける日々と

家族旅行で東北へ。

1日目青森。
奥入瀬に行ってきました。
奥入瀬に行くまでの山道は紅葉が始まっていて北国だなぁと思った。
特に印象的だったのが、針葉樹と広葉樹が入り交じっていて、油絵のような、例えばモネの『ジヴェルニーの積みわら、夕日』の地面のような、そんな感じの風景。それを一面に広げたようでした。赤や黄色の中に緑が点々とあって、素敵だった。
それを抜けると、今度は黄色のトンネル。緑のトンネルも。トトロに会えそう(笑)

奥入瀬に着いたら、意外とまだ緑が多くて私が観たかった景色に近くて嬉しい。
桂の木がわたあめのようなあまーい香りでした。この時期だけだそう。


綺麗な場所だった。
もっと十和田湖寄りの銚子大滝もすごく綺麗で、滝の水がかき氷のようなつぶつぶキラキラしててあんなの初めて見た。

十和田湖は二重カルデラ湖で色が違うらしいけど全然分からなかった。

宿泊は、星野リゾート 青森屋です。
お出迎えは、ポニーのそれくん。めっちゃ可愛い!
ウェルカムドリンクは、八戸焼きのりんごの器のりんごジュース。酸味がなくて美味しい。
庭園内を散策してたら、ねぶたの絵の灯籠があったり、馬車の馬さんがいたり、足湯があったり観るとこがいっぱい。
ポニーのお家もあって、干し草に顔を突っ込んで一心不乱に食べてた(笑)だからそんなにお腹出てるのね(笑)
藍染め物のこたつに入ってたらすごく幸せやったなー
館内もいろいろあって、カプセルに入ったリンゴが出てくるリンゴがちゃがちゃが楽しすぎた(笑)何回でもしたくなるー
出てきたトキと弘前ふじ?は美味しかったー♪
お風呂も2ヵ所入ってきたし、浴衣も着たし、全然部屋にいなくて、館内をうろうろうろうろ…(笑)
めちゃくちゃ楽しすぎたホテルだった(笑)
 朝から雨。


2日目  青森から岩手 平泉へ。
雨が降っていたのもあったのか、道すがらまるで日本画のような景色に出会えました。
水墨画でよくある雄大な山と雲海のような雲。
水墨画って絵としか捉えてなかったけど、本当に日本にはこんな景色があるんだなと思った。
ビルに囲まれている毎日では知らなかった。
次、日本画を観る時は全然違う視点で観られそう。

そういえば、東北の地名はいくつか見覚えのある地名があってふふふってなった。
岩泉とか矢巾とか国見とか天童とか瀬見とか…(笑)
あとは、花巻東高校を高速道路から発見。
花巻東より盛岡大附属が見たかった…。
そんなのも面白い旅だった。

平泉ではわんこそばを食べた。
わんこそばって硬めなのかな?硬め好きです。
一緒に食べた蕎麦の実なめこが美味しかった。名物なのかと思ったら、わりとどこでも売ってるものなのね。

それから中尊寺へ。
坂道がきつくて、雨だから滑りそう。
少しもやってて少し幻想的でした。
金色堂は覆堂の中にあると知らなくて、覆堂=金色堂だとつい先日まで思ってました。
教科書で見たのは覆堂だったから金色堂より覆堂の方がなじみあるわ。
金色堂はほんとに金色でした。金閣寺より金色かもしれない。
螺鈿が繊細できれいでした。

平泉からホテルへ向かう中で、厳美渓と毘沙門堂に立ち寄りました。
厳美渓は雨が続いてて水量がすごかった。
岩もスパッと切り削ったみたいな岩。なんかもうすごかったです。

2日目は鳴子温泉でお泊り。
家族経営の小さな旅館だったけど、料理がおいしかった!
豆乳しゃぶしゃぶとくるみご飯は絶品。鰈の焼き魚も大きくて身が柔らかくてぷりぷりでした。
野菜のほとんどは家庭菜園で作ったものらしく、とれたてだそう。
ここでずんだもちにはまったわ。
お風呂は硫黄のにおいが残るくらいだった。
アットホームでいい感じの旅館でした。
 

3日目  蔵王へ出発!
…したのは良いんですが、渋滞渋滞渋滞で結局諦めてそのまま空港へ。
1日無駄にしちゃった。
次リベンジしたい。

帰りは仙台空港から帰ったんですが、海から結構離れているように見えてもここまで津波が来たと知って、驚きです。
津波の被害が酷かったところには行っていませんが、ここまで復興されたのは大変だっただろうなと思います。

すごく魅力的な場所ばかりだったので、また行きたい。
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