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「八重の桜」最終回 いつの日も花は咲く

大団円というのとは違うような…
残したエピソードと社会情勢を大急ぎで語って詰め込んだ感
最初の病院編は物語になってたけど、あとは報告会みたいな

最終回が戦争に向かっていく時勢てヤだねぇ

民主的でリベラル派だと思ってた徳富氏が、戦争イケイケガンガン派になってガッカリしてたら、最後に八重が諭してくれたのには、スッとした。
徳富氏のコワい所は自信過剰。
弟や八重はちゃんとその危うさを見抜いていた。
弟は性格の違いによる本能的に、八重はその長い経験から。

明治も30年ほども経つと、幕末や戊辰戦争はもう伝説なのでしょうか?
八重は病院で差別的な衛生兵への恫喝で戊辰戦争を生き抜いた経験を語って黙らせた。
藤田(斎藤)も、既に知る人ぞ知る伝説の剣客だ。
山川も弟に後を託して亡くなった。
慶喜と勝が幕末を語り合うのが印象的だった。
慶喜が悔やんでいたのもだが、やっぱり勝の、
「無血開城と言う者もいるが、血が流れなかったわけではない」
これが一番!

いつの世も政府は不都合は隠したがるから、江戸城は無血開城だし山川達の出版も遅れた。
徳富氏はそういうコトに意を唱えるべきなのに、政府に寄り添うようになってしまった(ケーベツ)

八重は会津戦争を生き抜いて生き残ったから、戦争の悲惨さや虚しさを知ってるから、もう戦争がイヤなんだなぁ。

幕末の多くの同士が亡くなっていった中で、どっこい老兵・頼母さまが会津で生きていた!
ええ歳して木に登ろうとする八重に呼びかける(笑)

とってもジジィなはずの頼母とけっこうババァになってるはずの八重。
しかし見た目で年齢が読めん
頼母は白い長い髭で年齢表してるんだなぁ。
八重は着物が地味になって喋り方がおっとりした感じになったかなぁ。


1年間見て、八重の生き様を描いたというより、八重をフィルターに幕末を見たって感じだったかなぁ。
八重が出ないシーンが多かった。
まぁ時代の説明が必要だったし、そういうシーンは嫌いではなかったが、「誰が主役やねん」とは何度も思った。

ともあれ、キャスト・スタッフのみなさまお疲れ様でした。

最後の一年分のタイトルロール、圧巻でした
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