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「相棒13」サイドストーリー

1クール目最終にしてようやく「相棒」らしい「相棒」キターV(^-^)V

お約束の部長&参事官の登場は冒頭でさっさと済ませて、あとは事件と事件関係者にがっぷり食いついて、ジワジワ(丁寧に)犯人をあぶり出していく。

今回特命係があぶり出したのは、直接犯人ではなく(犯人にもすでにたどり着いてたけど)犯行のきっかけとなってしまったある親子。

それにしても社会的問題がいくつも出たな
職業差別に旦那のDVに介護士のDVにネグレクト、一番タチが悪いのは「売れりゃいい」と煽情的な報道をするマスコミとそれに乗っかる嫌がらせヤロー達
ワタシ達はどれだけマスコミに煽られノセられてるのだろうかね
多角的な取材と公正な報道を求む(現実に!)

殺された介護士兼キャバ嬢の被害者女性(それだけでマスコミは騒ぐ)は元夫のストーカーに怯えながらも必死に誠実に生きてたのにね誠実に尽くしていた親子に裏切られた結果、元夫に殺されてしまった
確かに親子は直接手を下してはいない。
しかし被害者との関係に虚偽の証言をし、大事な証言を秘匿していた。
直接犯人を庇ってたワケじゃないから偽証罪にはならないかもしれないが、親子の中に大きな罪悪感が満ちてるのは間違いないだろう。

ネグレクトを受けても息子を責められない母(現実には責める人もいる)はよくしてくれてる介護士を貶める。本当は感謝してるのに、何もしない息子を庇う為に貶める
真面目に誠実に仕事してる介護士があんまりだ
殺されるに至った経緯もヨシエさんの体調等の改善の為だったのに
誤認逮捕された社会福祉労務士がエラい迷惑
しかし今回彼は偉かった
どんなにイタミン達に尋問を受けようとも否認し続けた
ヘタに彼が尋問の辛さに負けて虚偽の自供してたら、コトが更にややこしくなる所だった。

寝たきりでドラマ(特にミステリーらしい)にうるさいヨシエさん(右京さん曰わくご意見番)とのやりとりで事件を明らかにしていくのかと思ってたら、大分違った
彼女すら、ある意味共犯者。
でも良心の呵責に耐えかねた被害者遺族への匿名電話により、被害者遺族による匿名告発が警察に届き、特命係が出張ることとなった。
右京さんが気になりだしたらもう解決に一直線…でもなかったが、関係者に繰り返し当たって真相にたどり着くってのが「相棒」らしかった

右京さん「気になりませんか?」
「気になりますね〜」のカイトくんと米沢さんのユニゾンが、最初っから笑わせてくれた

花の里でのエプロン右京さんもレア
課長とカイトくんによると、意外と上手くて旨いらしい。
そして特命介護士隊(笑)
右京さんは家事のスペックも意外や高い様子。
右京さんのプライベートは謎なままだが、掃除とか洗濯とかは自分でやってる可能性が高い?
カイトくんは予想通り思いきりだめ出し食らってた

解決してめでたしめでたしでもない。
手のひら返しのマスコミ報道で被害者遺族が少しは救われたくらいか。
ヨシエさん親子は思い気持ちを引きずったまま生きて行かざるを得ないだろう。
社会福祉労務士はちゃんと社会復帰できたかなぁ。

映画「伝説巨神イデオン」接触篇 発動篇

WOWOWプライムにて

先月TV版の全放送あったけど、しんどいんで録らなかった
この映画の方もWOWOWシネマであったんだけどしんどいので躊躇してたら過ぎてしまった
今回は録って見たけど、やっぱりしんどいねぇ
富野由悠季総監督の怨念が詰まってるような作品だからなぁ

『ガンダム』が視聴率が奮わず10話ほど短縮させられ、その鬱憤を晴らす為にテレビ東京で「視聴率悪くても最後までやるぞ!」と頑張ったが、やっぱり視聴率奮わず短縮どころかほぼ打ち切りになった作品だからな

映画になったのはコアなファンと富野氏の熱意の賜物だろう。
『接触篇』はTV版のダイジェスト。辻褄合わせの為の新カットはあるが、切り張りだから矛盾も見えるし、はっきり言ってTV版見た者しかわからん

観た当時も思ったが(ええワタシも完結観たくて映画館行きました)、ギジェの扱いが酷すぎる
TV版じゃ(途中で死ぬけど)結構重要キャラなのに出番少ないし、死ぬシーンなんか『発動篇』冒頭のダイジェスト1/4画面

当時のワタシは理解しきれずただ圧倒されてたけど、トンデモナイ作品だな
イマドキは深夜帯アニメなら結構グロいシーン多いけど、当時は『発動篇』の描写のグロさ話題になったモンだ。
イマドキのアニメと比べたらカワイイものかもしれないけど。
でも物語はえげつない

『発動篇』こそ富野氏が描けなかった描きたかったモノ。
TV版ではその冒頭のカララが父に会い、交渉決裂して父親が追撃しようとした所でいきなり世界が終わった
そこから先を描いた『発動篇』はホント救いのない物語。
生きようと足掻いて戦うことが双方の滅びの道。
行き着く果ては全宇宙知的生命体の全滅
皆殺しだよ

富野氏、トンデモナイなぁ

ラストにおまけのように、生きてた頃のしがらみがなくなった(登場人物達の)魂達が新しい生命と成るべく水の星に降り注いでいったが、あんまり救いになってない
虚無感しかないわぁ
やっぱ富野氏の怨念感じるなぁ



二部に分かれてるけど一挙公開でした。
テーマソングの「セーリング フライ」は好きだったなぁ。
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