日記参号

昨日は四十九日で田舎まで泊まり掛けで行ってきました。ちなみに泊まった理由は親族で飲むため。叔父さんがザルということがよくわかった一夜でした。

とりあえず、和尚さん大丈夫か。お祭りが近く、その準備で四十九日忘れてたとか皆で笑ったよ。好き勝手なこと言わせてもらいました。
それから精進落としの後、形見分けが出来ていなかったので、写真とか見ながら形見分け。私は扇子をもらいました。綺麗だよ。そしていい匂い。
あとは日記と祖母の中学生ぐらいの時の写真をば。いやーびっくりした。あんな古い写真がちゃんと整理されて綺麗に残ってるんだから。親の小さい頃の写真も出てきて、自分に似てるもんだからたまげた。いや当たり前か。あとは私やいとこらの節目節目での写真とかね。思わぬところでお久し振りですorzという感じだったけど、嬉しかったなあ。こうしてアルバムに入れて、メモ書きを添えて持ってくれていたことが。本当に頭が下がるいっぽうです。そのマメさを見習いたいものだ。

地獄の酒宴は何とか無事に乗りきり（途中で離脱）、今日は前に複写をお願いした写真を取りに行きました。あー良かった。何かホッとした。この写真だよ。祖母が中学生かそこらの時ので、大正くらいか。ちょうど着物と洋装が入れ替わるぐらいの時なのか、袴や着物を着て髪を結い上げてる女性がいれば、洋服に靴という子もおり、という感じで。歴史がそのまま写真になってるんです。それがもう感動して、祖母に見せてもらって以来気になってたものがようやくにして手元に来たので、本当に嬉しいよ……！おじさんありがとう。祖母の甥っ子さんにあたるのかな。
それと、と祖母の着物と帯で作った雑貨もいただいて、本当にありがとう。私が知ってるのは「私のお祖母ちゃん」としての祖母だから、それ以外の顔を見れるのは嬉しい。ちょっと怖い、というか緊張する部分もあるが。大往生だからな。色々あったんだよな、ということを今回の集まりでも知ることになりました。
こうやって色々明らかになってくのかなあ。知ることは嫌じゃないが、知らなかった自分が微妙な気持ちになるね。仕方ない事ではあるけどさ。

何だかんだ、濃い二日間でした。昨日一日で二日分の体験したような気分です。

祖母は年をとっても上を見ることを忘れない人でした。ますます好きになった。

●銀色夜話
→「鬼灯の夢」五章二ページ更新

●拍手お礼を九月分に変更


意外に早く帰ってこれたので、更新します。
昨日一日で二日分の体験したような感じです。濃すぎる。

拍手お礼は前にもお話しした通り、今回から「A GARDEN」編になります。真面目なんだかあほなんだか、しょうもない話です。お楽しみいただけたら、嬉しいです(*^_^*)