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げ、長い

感想だし、せっかくパソコン使う時間あるんだしと思って調子こいたら長すぎた。

すんません。

これだけだと短すぎなので今、辻村深月さんの本を読んで恐恐としています。
自分の心や黒歴史を抉り出したり、冷たい手で胸骨の裏側をなでられて心臓まで掴まれるような怖さです。

それは楽しいのか。
辻村さんの本は読み始めると止まらないから、楽しいんだよなあ、これって……

わーバトン探して答えたいんだけど、長い。他に何かないかのう。

「コクリコ坂から」

久しぶりに映画館で観た映画なのに、感想を書かないのも勿体ないと思いまして。遅ればせながら。

舞台になっている時代が遠くもなく近くもない、しかし映画の舞台とされるにはちょっと近い時代。戦後と団塊の間。私ぐらいの年齢では所々に出てくるものを「あ、知ってる」と思いながら見れるけども、若い人には「?」となる部分が多いかなという印象。言葉回しも、あの時代では当たり前だったのかもしれませんが、更に若い世代になるときょとんとされてしまうかも。 本ではよく目にするんだけども。

その辺の見る側の差を埋めるような感じで進んでいく話は、青春まっしぐらでした。過ぎていく日常の中に、カルチェラタンの取り壊し反対運動という非日常が混じることで、海ちゃんたちの世界が一瞬で広がっていく。カルチェラタンという場所も、そこに居座る生徒たちも個性的で、こんな場所があったら、こういう学生生活があったら、という小さな疑似体験が出来ました。カルチェラタンは好きだよ、ほんと。哲学部の部長も(笑)
でも私にはちょっと物足りなかった。というのも、CMで流れていた部分が話のほとんど核心部分といってもよく、 ここで流すくらいならそれ以上のどんでん返しが映画では待っているんだろうと思えば、案外、話は淡々と進んで終わってしまいました。するって飲み込んでしまって、それ以上の後味がない感じ。
ジブリではそういう後味も楽しみなんですが、吾郎さんの映画は「ゲド戦記」でも思ったけども、例えば二層に分かれているゼリーがあったとして、その上半分だけを食べて終わり。コクとなる下半分には届かない。話がとても狭い範囲で完結してしまう。
張った伏線回収のために脇役が活躍することはあっても、その脇役から更に話が作れるのかと思うと、考えられるほど話が広がってなかったかもと思ってしまうんです。
だからあっさりして見やすい反面、伝えたいものが後に残りにくい。です、私には。

ただ、「ゲド戦記」よりはテーマがわかりやすかったです。「上を向いて歩こう」。まさにその通り。抵抗、対抗、反抗、立ち向かう、そんな言葉が似合う。羅列した言葉ほどの荒々しさは全くないので、爽やかな青春ものとして観ることが出来ました。

あと、ご飯が物凄く美味しそうに見える。アジフライもコロッケもハムエッグも納豆も、ただお釜で炊いただけの白いご飯だって、今までのジブリの中でもコクリコのご飯は群を抜いて本当に美味しそうに見えるし、自分も食べてみたくなりました。生活の中の食卓だからなのかな。それを言うならトトロのサツキちゃんのお弁当やキュウリや、カリオストロの城のミートボールスパゲッティだってかなり美味しそうなんだけども。特にカリオストロの城のは自分でも食べたくて作った。
コクリコのご飯は簡単に手の届く範囲内にある、生活の中のご飯だからこそ、余計に美味しそうに見えるのか。絵も音も本当に美味しそうなんです(笑)
食い物しか見てねえのかと言われそうですが、アジフライは本当に心奪われるよ。 

通して観て、ホッと出来る映画でした。
友達、家族、カップル、同僚などなど、どんな組み合わせでも一人ぼっちでも楽しく観れると思います。

好き勝手なことを書きましたが、基本好きですよ。
吾郎さんの次回作を楽しみにしつつ。

更新履歴

●七周年企画
→「石段にて」二ページ更新


なんかまあ乙女……だと思、うんだけ、ど……自分の乙女感とか恋愛観が動物以下だと思うので果てしなく確証がない。読んで下さる方がちょっとでも乙女感を感じて下さればレベルアップ出来そうな気がします。
頑張れ姫様。こんな書き手でマジごめん。

DSから

日記が書けるかなと思ってやってみたら、意外といけてびっくりした。うーん、ただの携帯型ゲームとあなどっちゃいけないんだなと軽く力ルチャーショックです。ほんと、ネットに繋いでからというもの、世界が進んでいたということに驚きっぱなしで心臓が鍛えられそうだ。
今日はすこぶる涼しいので、小説書きつつ溜まった本でも読んで過ごせたら。

ほんとにじっとしてると涼しいんだなあ。

以上、DSからにつきおかしいところもあるかもしれませんが、珍しい時間の日記でした。

……まあ目は疲れるな。

また明日は一人

お願い!前日に言わないで!
それだけだー。忙しいとかどうとかはまあ……正直もうちょっと汲んでほしかったと思うが。明日は一人ではまず無理な量の出荷数だす。三種のうち二種類に至ってはまだ作ってすらいねえという。どうするんだろうね。やることやるだけだが、もう知らねーよ。

だから、頑張ったら帰りにパンを買うんだ。そいで、前から気になってたケーキ屋さんでケーキ買うんだ。なんとか買う……買えるように。

大分でテオ・ヤンセンさんの展示やってるんですね。いいなあ。行きたいなあ。

あ、雷鳴ってる。
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