頼母と容保の思いは、頼母を追放するほど違うのかと思ったが容保の、
「頼母、生きよ」の一言でいろいろ合点。
秋月は解っていた、そして容保も解っていたのだ。
しかし意気盛んな家臣を前に恭順を唱えることは出来なかったのだろう。
秋月の言い方を借りれば、その勇気がないということになってしまうが
鉄砲・大砲などの火器の知識をフル活用する川崎夫妻。
かつてあれほど冷遇されていた鉄砲の一族が、今や最前線の最高の指揮官。
それでも、娘かわいさに前線から外す父。
「ここは危なすぎる」この一言で心が汲める。
奥へ引っ込んだのに打ち込まれる大砲。
着弾した砲弾を決死の消火活動で消し止める八重。
それを見ていた容保に陣所へ迎えられる。
容保の前でテキパキと砲弾の説明をする八重。
幼い頃の夢が叶った瞬間。しかし情勢はあまりにも悪い
銃弾作りを女達に説明する八重を父が感慨深く眺める…
容保と官兵衛の出陣前夜は感動的だったが、酒と疲れによる居眠りまではまだしも、寝坊・遅刻はあかんやろ
つか目覚まし係はいなかったのか!誰か起こしてやれ〜!!
補給なき籠城戦の最中、時代は慶応から明治と移行していた…
京都時代の病的で常に緊張した悲壮感の表情だった殿もよかったが、やせ我慢で凛々しく指揮を取る会津編の殿もよい