晴れた日には僕と

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最終回はOPなしEDなし、きっちりお話のみで構成されてましたね。某作監さまにも「これ終わるの！？」とか言われてましたが、無事に大団円でEDマークがついて良かったです。でももう少し取り戻した日常の部分も見たかったんだぜ…。


さて。
遊馬とアストラルが交わした約束、ラストデュエルのことだったんですね。あんな約束いつしたんだ。。。将来的にアストラルと別れるって分かってても、まだ実感としてはなかった頃かな？でもアストラルが割と遊馬の事をより深く理解してるような表情だったんで（あんな感情を乗せた表情を見せてくれるようになったのって、サルガッソ以降な気がしないでもないんですが…）、どのあたりであんな会話してたのか。遊馬が忘れてるくらい前なのかな。

視聴者が見てないとこで、遊馬とアストラルはかなり色々話してたのかな〜と思うと、何か可愛いなあ…見ててほのぼのほんわかします。


『私との約束、果たしてもらうぞ』＝「笑顔で（私に）勝てよ」ってことだったんですね。そして『失ってしまった大事なもの』は、やはりデュエルはわくわくしてドキドキして楽しいものだって思う心。それを思い出して欲しいってことだったんですね。かなりずっと長いこと泣いてばっかだったもんなあ、遊馬。精神的に追い詰められてしんどかったよな。楽しいデュエルやってなかったもんな。私もずっと楽しんでデュエルして欲しいと思い続けてた。遊馬自身がその事に気付いてくれてよかったです。


そして以前の感想で、「遊馬とアストラルが元は１つだったとか言われても驚かない」と書いてましたが、本当に遊馬がアストラルの分身とか言われて、ちょっと驚きました；あれ？ホントだったよ…。
じゃあ、一馬さん達が言ってた「遊馬が私たちを選んでくれた」っていうのは、やっぱあの古の戦いでアストラルと分裂した後、のちに遊馬となった魂がナッシュたち（もしくは妖狐蔵馬）みたいに一馬さん達を選んで母ちゃんの身体に宿って生まれてきたってことでいいのか？


ていうか、遊馬とアストラルはソウルメイトなんでもんじゃないんですが。そりゃー2人呼び合うよな。2人でオーバーレイしてゼアルになれたのも納得です。元が１つだからこそできた技なんじゃないでしょうか。普通の人間じゃ無理だったはず。遊馬とアストラルだったからこそ合体することができた。
けど、魂の半身だというのなら、引き離されるのは相当辛いハズだぞおい。


けど、全部吹っきって楽しそうにデュエルを再開した遊馬の晴れやかな顔を見て、すんごい色々こみ上げてきました。アストラルも楽しくてしょうがないって感じでデュエルしてて、見ててわくわくしてました。
やっぱ楽しいデュエルがいい！


遊馬、素のままでシャイニングドローしてましたね。わあ、出来るんだ！？　そして新しいホープきた―――――！
これから始まる、まだ何もないゼロという数字のナンバーズ。天地開闢…世界の始まりのナンバーズ。ここから始まる可能性を秘めた未来皇という名前も遊馬らしいなー…と思います。
ついでにホープのシルエットもものっそい遊馬そっくりです；


アストラルのシャイニングドローの口上もカッコよかったー！そしてNoS99の口上にめっちゃ滾りましたああいうの大好きだ！！ただでさえ口上がくるとワクワクするんですが、アストラルの口上だと思うとさらにテンション上がります。それにしても99はドラグーンか。ごっついなー。さすが。
しかしデュエルは効果の嵐ですごかったですね。もう途中からついて行けなくて呆然と見てました；


最後のターンであのバク転が見られるとは思わなかったんで、思わず拳握ってしまいました。BGMもめっちゃ良かったー！！音楽との相乗効果で本当にめちゃめちゃ楽しそうに見えます。
ラストでカイトや凌牙のNoSも遊馬の元に集ってくれて、本人たちはいないけど三勇士が一緒に闘ってくれてるみたいで滾りました。こういう演出も嬉しいです。
あと、ここの墓地のNoSが揃ったのを見て満足そうに笑うアストラルにもｈｓｈｓしました。
けど、ブレイビングメモリーの効果すごすぎない…？なんですか、その効果…。


ところであの扉さん、トラップカードだったんかい！
そして『俺にとって一番大事なもの』はやっぱ「アストラルしかいねえ」なんですね。いや、前にも一番大事なものはアストラルって言ってたけど、しっかりはっきり言い切る遊馬はすごいな。

そんでもって遊馬を促すアストラルの毅然とした態度から、「私にデュエルを挑むなど100年早い」の流れがいいなーと思いました。100年早いと言いながらも、遊馬の成長が嬉しくて楽しくてたまらんって表情なのがいいです。アストラルも遊馬のこと大好きでしょうがないんだろうなあ。全身でそれを表現してる気がして、見ててすごい気持ちが高揚しました。


ああでも、今までの思い出をぶあっと流されると胸にこみ上げてくるものが…！忘れないよ。忘れられないでしょ。どれだけの日々を一緒に過ごしてきたと思ってるの。しかも密度があり得ないくらい濃いし。


負けて倒れたアストラルに手を差し伸べる遊馬が、少し大人っぽく見えました。最後の試練を乗り越えて、また成長したってことなんだろうな…。


最後のお別れのとき、アストラルの涙がホント綺麗で、それまで全然大丈夫だった自分も思わずもらい泣きしました。アストラルも成長したんだよな…。最後に「遊馬の笑顔が大好きだった」って告白残していってくれてありがとう。


で。
Cパートでまさかのバリアン7皇の制服姿にビックリして素で叫びました。
ほあああああああああああ！？
まさか本当に公式で制服姿が拝めるとは！前に設定資料でミザエルが制服を着てるのは見た事あったんですが、まさか本編で流れるとは思わなかったんで、めっちゃめちゃ嬉しいです。わあい！


さりげなくみんな違う学年なのが何とも言えません。
ネクタイの色的に
3年生がドルベ、ミザエル
2年生がギラグ、（と凌牙・璃緒）
1年生がアリト。そして�Vちゃんことミハエル。

…ってことでいいんでしょうか。
ドルベとミザエルは何か、生徒会か風紀委員でもやってそうな雰囲気だなー。
アリトは遊馬と年中つるんでるといいよ！期末テストとかで遊馬と2人で四苦八苦して、ドルベやミザエルや凌牙たちにお小言言われながら勉強を教えて貰うといいよ！ミハエルも意外と甘やかさないで教えてくれそう。助けてくれるのはむしろギラグとかベクターか？追試になったら、カイトや�X兄様・�W兄様総出で叩き込んでもらうといい(笑)


でもあれ？ミハエルは15才じゃなかったっけ？
海外の人だからハートランドシティには詳しくないって事で学年を落として編入したのかな？ていうか出来るのかな。それとも高等部の制服も中等部と同じデザインだと思っていいの？15才で早生まれなら高校1年生って可能性もあるよね。

ああ、バリアンの子たちが普通に生活できてることに心の底からほっとしました。平和だー。前世が悲惨だった分、今回は思う存分、楽しんで好きなことやって生きたらいい。
みんなどうやって生活してんだろうな。住むとことか。凌牙の家が広そうだったから、ひとまずは凌牙の家か？みんなで共同生活してるんだとしたら、それはそれで楽しそうでいいなー。


カイトが生きて帰ってきてくれたことに、とにかく胸を撫で下ろしました。バリアン7皇はともかく、あの人だけガチだったんで、どうやって助けるんだよ…と思ってた。
パパ達含め、またクリスとの研究を再開してると聞いて、ちょっとによによしました(笑)　ここの師弟大好きなのです。天才2人でいろいろ研究し続ければいい。

あと、天城家とアークライト家で家族ぐるみのお付き合いしたらいいな。そこに九十九家と神代家も加わればいい。

ところでオービタルとオボミの間に子供が出来てた事に突っ込んだ方がいいのか。アレ、カイトが作ったのかなあ。月面デュエルで頑張ってカイトを支え続けたお礼？ご褒美かな？
製作にハルトも手伝ったとかだったら、ハルトも科学者として将来有望だよなー。


『アストラルがいなくなったことを除いて』っていう遊馬の独白が入った時、寂寥感がこみ上げてきました。そういうの、ホント寂しくなるから勘弁してー…。
でも次のシーンでみんなそろって遊馬を見下ろして「行くぞ！」って言ってるのを見て、ちょっと胸が熱くなりました。
みんな、遊馬のおかげで変わることが出来た人たちなんだよな。遊馬の為にみんなで集まってここに来たんだろうなと思うと感慨深かったです。


しかし、やっぱ融合したひずみは割とすぐに出ちゃったんですね。
アストラル界にさっそく危機が。雲がジャイアントハンドみたいになってましたが、敵さんって人型を取ってるのかなあ。闘うってデュエルするってことですよね？


ところで、ここまでベクターが出てなかったんで、もう出ないのか！？やっぱダメ？と半ば不安だったんですが、めっちゃ可愛い登場の仕方でぎゃー！！となりました。お前今までどこ行ってたー！！！学校来ない気かよ。また遊馬とつるんで欲しいよ。

登場したベクターは真月＋警部＋ベクターって感じで、お茶目でいい感じですよ！ちょっと意地悪っぽくて何かしそうな気配を残しつつ、でもどことなく優しい印象。これが素なんだろうなあ。ベクターはある意味、一番遊馬の事を分かってるだろう（攻略対象として研究しまくっただろう）から、味方になったら心強いな。いや、一番の理解者はアストラルですが。そして3勇士のお兄ちゃん2人も相当な理解者だと思いますが。

ベクターはメラグともちゃんと和解したのか、璃緒ちゃんがからかいながらも親し気な感じだったので、『あ、7皇メンバーにも許されたんだな』と思ってホッと胸を撫で下ろしました。すっげえすったもんだあったと思うけどな。特にミザエル辺りと。


最終的に、遊馬を中心に、天城家もアークライト家もバリアン一家もまるっと仲よくなってたのが微笑ましくて嬉しかったです。私、なんどもそういう妄想してきたけど、妄想が本当になってくれて、もう夢のようですわ。互いの家を行き来したりとか、この先も仲良くしていって欲しいなー。
っていうか、これ、将来的にもずっと関わり合っていきますよね。いいなー。近くで見てたいなあ。


ところでオービタルで飛んでるカイトはともかく、他のメンツまでナチュラルに空を飛んでることに吹きました。
……そうか…純粋な人間はカイトと小鳥ちゃんのみか…。


そういやアストラルがアストラル界とバリアン界の融合を選択してくれたことが嬉しかったです。もう終盤には切り捨てるという選択肢はなかったと思うのだけど、それでも取り込んだら当分はあちこち不具合が出たりして大変だろうに、かっとビングだー！って言ってめちゃめちゃ元気に突き進んでいく姿が遊馬と重なって、テンションあがりました。
うわー、もうできればこの先の話もホントに見たかった！！見たかったよ！


あのオールスターなメンバーでデュエルですよ！？個人戦も燃えるけど、タッグ戦とかやってくれたら本当に滾るんですが！
本編では実現しなかった、�W＆�Xとか、凌牙＆ドルベとか、カイト＆ミザエルとか、遊馬＆アリトとか、�V＆遊馬とか、遊馬とベクターとか、組んでデュエルしてるの見たかったなー。カイト＆�Xの師弟タッグ…は一度やってたか。あとアストラル＆凌牙とかベクター＆璃緒とかも…見たかったなあ。デッキの相性的には誰と誰が組んだらいいんだろうなー。
あ、個人的に�W兄様とベクターのタッグも見てみたいです。怖いけど。


どうでもいいけど、アストラルに語りかけるエリファスとエナが、アストラルの父ちゃんと母ちゃんに見えてしょうがなかったです。
あ、結局、一馬さんが何者だったのか、なぜ帰れないのに遺跡にコインを置いたり映像を遊馬に届けられたりしてたのかは分からずじまいでしたね。でもまあ、人間界に戻ってこれてよかったです。相変わらず冒険に出たままっぽいけどね；



ああ、本当にこれでおしまいなんですね。


今まで歴代主人公の中で一番好きなのは相棒で、それはずっと不動だったんですが、遊馬と出会っていつの間にか、作品の垣根をこえても一番好きなキャラクターの1人になってました。放送が始まった時にはこんなに好きになるとは思ってませんでした。
最後までかっとビングで頑張った彼にも、お疲れさまと言いたいです。
ここまで遊馬を導いてきたアストラルも本当にお疲れ様でした。そして本当にありがとう。
アストラルが最後に見せた顔が遊馬そっくりになってて、本当に2人は半身だったんだな〜としみじみ思いました。


まだまだ彼と彼の仲間たちとの旅は続いていて……むしろやっとみんな明るい気持ちで前を向いて歩いていけるようになって、これからその旅は始まろうとしているところなのに、それを見続けられないというのが残念でなりません。

本当になんでもない日常の話とか、アストラル界でのアストラルと皆の再会とか見たかったなあ。。。
「大事なものを取り戻しに行く」という遊馬の旅は始まったばかり。すぐに会えたかな？それともみんなで困難を乗り越えて、やっと再会して笑いながらボロ泣きだったかな。


それにしても永遠のお別れにならなくて良かった。思えばもともと�X兄様とカイトがアストラル界への道を切り開く装置を作ってたんだから、応用すれば行き来できるようになる、とか予想できたんですよね；
しかし何というか…やっぱどんだけ天才なんだよ、あの師弟。そしてパパたち。そろったら無敵ですね。ハルトもカイト兄さんと同じように研究者の道を歩みそうだなあ。いいな、和気藹々とあの研究所で仕事してるとこにお邪魔してみたい。


さて。
約3年間、休んでた期間もありましたが、ここまでつたない感想を読んで下さった方、本当にありがとうございました。感想を読んでコメントにて考察を聞かせていただいたり、萌え話ができたり、とても楽しかったです。

もう番組終了後にあれこれやり取りできないかと思うと淋しくて仕方がないですが、まだまだZEXALは描き続けていきたいと思っていますので、お暇な時にでも遊びにいらして下さると嬉しいです。


最後に、ZEXALを生み出しキャラ達に息を吹き込んでくれた方々、かかわってくれた全ての方たちに最大級の感謝をこめて。本当にありがとうございました！！


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