日記参号

もはや馴染みと言ってもいいパン屋さんで元チョコ屋さんとパン屋さんがきゃっきゃと楽しそうに話していました。昨日のこと。
あんなに（良い方向で）自由なおじさま方は見たことがない…なんかいる、と遠目に見て近づいたら、そんな風に話して遊んでた。

で、それでふらふら話していたら、その日はどうやら書道家の方をお呼びしてイベントを開いていたようで。その書道家さんはお客さんの目を見て言葉を書いてくれる方。私が行ったのはしまいもしまい、本当に終わりの方でしたが、「やってみる!?」のお誘いで飛び入り参加。で、素敵な言葉をいただいてしましました。おお…。

さして話してもいないので、どうやって、何がわかるんだろうとも思った。そんでもってひねくれて考えると、そういう、贈る言葉のパターンなんかもあるんじゃないかと思っちゃったりしたんですけどね。人生相談じゃないけど。

でも、そういうありふれた言葉で背中を押したり、なんとなく足元を見下ろしがちな目を前に向けてくれたり、笑わせてくれたりしてくれるのが「書」という事が、凄いなと。

字の意味も含め、字の形、筆の抜き方、墨の含め方で全てを治める形が「書」で、この人はそれを凄く上手に目の前の人から引き出すんだなと。普通は文字から引き出す感じ。もしくは自分。

はー凄い人が世の中にはいるもんだ。そして物凄い丁寧にお辞儀する。あんなお辞儀、デパートでもなかなか見れない。

展示やらで書道を見ることはあったけど、こうして触れられたのは良かったなあと思います。

とりあえず額を探さにゃあ…

●機械仕掛けのアマーティア
→「Piece10」二ページちょっと更新
nanos.jp


意外と140ｓｓ続いて楽しいです。そのうちまとめページでも作ろうかな。
その前にお題小説も終わらせたいなーと思って久しぶりに書き始めました。したら、書けた。意外と書けるもんでした。

13.

酒の入った席には魔物が住んでいる。普段、内に秘めているものが酒の力を得たことによって、それを推進剤にして外へ飛び出してしまうのだ。一度出てしまえば、誰にも止めることが出来ない。浮ついた空気、火照った顔、酒で乾いた喉にまた酒を流し込む。カミングアウトという名の告白大会が始まった。

指定内容
→かんなは、文中に『告白』を入れて【面白そう】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
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お酒の力って怖いねー。
近場で飲んだ時、おそらく職場の同僚であろう人の名を連呼して大爆笑していた女の人を今でも思い出す。
なにがそんなにおかしかったのか…Ｓさん…

下の140SS。確か昨日がキスの日だったんだっけ。
昨日出てたらちょうど良かったね。惜しい！

一瞬、魚のキスにしようかとも思ったけど、解ってほしいも何も、食されるキスの気持ちなんか陰惨なものでしかないのでやめました。

12.

唇が少し震えていた。暖かい部屋のはずなのに、口元はおそろしく冷えているように感じる。彼女は必死に考えていた。この唇がもう少し温まるまで待ってもらえればいいのだが、望みは薄い。この瞬間、この顔を、この目を、この冷えた唇を、この思いをと、沢山の決意を込めてそっと、額と頬にキスをした。

指定内容
→かんなは、文中に『キス』を入れて【解って欲しい】をイメージした140文字作文を書いて下さい。
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少年兵の手記の記事を読んだらこうなった。