ねんどろいどを売ってきた

うたぷりおよびテニプリの、ねんどろいどフィギュア4箱売ってきた。
1箱あたり10か12個入りだったかな。
全部で2150円だった。千円ぐらいかなと思ってたから、自分としては良かった。未開封だった1箱が1500円で売れたのが幸いだった。だったら最初から買うなよって話だが…。

あとはマンガやCDも処分したいが、どうせ処分するならゴミ箱に捨てるよりは、いくらかお金なる方がマシ。
しかし、店まで持っていく方法がな…。

大徳寺と霊歴史館

今日は、大徳寺聚光院の、「創建450年記念特別公開」に行ってきました。

狩野永徳・松栄直筆、先住博、(そして名前不明の約1名)の障壁画を、本来の配置に戻された状態で鑑賞できて、ガイドさんの解説もあるという、素晴らしい企画。
なんと国宝である、狩野永徳・松栄の作品を、当時と同じ配置同じ場所で見られるというのだから、誘ってくれた友人に感謝だわ…。等伯を薦めてくれたおばあちゃんにも…。

狩野永徳の「花鳥図」。地上と上空で呼び合う、2羽のセキレイと雁。法要の間にあると言うのだから、そんな時にこんなの見たら更に泣くわ…。

襖の位置と奥行きを利用した立体効果も、凄い。CGに慣れ親しみ過ぎた私には、凄いとしか…。でも、当時の人々にとっても、大胆で新鮮だったに違いない。

パンフレットを見て気付いたけど、鶴が2羽いるのも、何かストーリー的なものがあるのだろうか。

狩野松栄の「瀟湘八景図」は正直難しかったとして、「竹虎遊猿図」。猿の家族が可愛かった。特に、毛のモフモフ感と、父親猿の表情。

長谷川等伯は、この絵からもインスピレーションを受けて、猿の絵を描いた、と本に書かれてた覚えがあるけど…その絵はどこで見られるんだろう。

あと、「当時の豹の絵は、虎のメスとして描かれている」。これはちゃんと覚えとかないといけないな…。

パンフレットに、猿の絵の部分が載ってないのは非常に残念だぞ。廃仏毀釈の難を逃れたという、作者不明の障壁画も。

最後に、先住博という人の障壁画を見た。眺めていると、どんどん雑念が洗われていくような絵だ。
ラスコー壁画展を見に行った身としては、吹き付け画法という言葉に、反応せざるを得なかった。

新境地という感じがする。狩野親子や等伯がこの絵を見たら、どんな反応をするだろう。垂らした絵の具を、吹き付け画法で仕上げたなんて聞いたら、絶対驚くだろうなぁ…!
いや、あの小説みたいに、絵の勝負を挑んでくるかもしれない…。

昼食の後は、霊山歴史館へ。
新撰組の展示資料が減ってて、切なかったぞ…。次の西郷どんに合わせてるのか?
島田魅の「英名書」を見てテンションが上がり、そして壬生寺周辺の屯所の再現ジオラマに見入った。旧前川邸の孫子の方が、100均の道具のみを使って組み立てたという。すごいなあ…。あれは今後、いつまでも展示すべき。

近いうちに、京都市内の等伯の作品巡りをしたい。

恐竜女子会

今日は、梅田のハンズカフェで、恐竜女子会という集まりに行ってきました。
グッズが面白くて、笑いが絶えない。
参加された方々ともたくさん話せて、楽しかった。同じ趣味の人と、初めて出会えた。貴重な機会だった…。
二次会にも当然行きました。

主催者の方は恐竜などの古生物の、復元模型を作っている方。学会や研究者の方と連携しながら商品開発や製作をしているそうです。そして某大学院の研究者の方もいらっしゃったり…。色々質問できて、しかもそのお話がすごく面白かったし、他にも珍しい出来事や、博物館や製作に関する裏話、恐竜ファンの方々の様子、たくさん教えてもらえました。

凄い人と恐竜ファンとが、和気あいあいと飲食できる機会、そうそうないんじゃないか…?

ライングループにも入れさせてもらえました。ありがたい…。

来月には、銀細工作家の方が、博物学ファンミーティングなるものを開く、という情報も得ました。行きたいd=(^o^)=b

古代ギリシャ展

今日はiちゃんと、三ノ宮で開催されている、古代ギリシャ展に行ってきた。
神戸に行ったのは、二年前の神戸青少年科学館ぶり。

50食限定ステーキ定食に向かったが、既に売り切れていたため海鮮丼を食す。うまし!しかし売り切れるの早すぎ。

神戸市立博物館にGO。めちゃくちゃ良かったです。私と違ってバッチリ事前学習をしてきたiちゃんの解説のおかけで、更に楽しめました。

ギリシャの技術力の高さに、ただただ驚きの「へぇ〜」を連発するしかなかった。

「これすごいね」
「一方その頃日本は…」
「どうもしてなかったんじゃない?ww」

のやり取りを何回もした。

「当時のギリシャ人に縄文土器を見せたら、超笑われただろうね」とも。

先日、ラスコー壁画展で旧石器時代文化を見た自分は、目覚ましい発展にただただ驚いた。

日本が縄文土器を作り始めた頃、ギリシャは大理石の像や金細工の冠を作り…。
日本で竪穴式住居や貝塚が作られた頃、ギリシャでは既に裁判制度が始まっていて、明文化され整えられた法律の中には、市民の投票権も含まれていた。

i「一方その頃日本は…」
私「貝は決まった場所に捨てましょう、ぐらいじゃない?ww」

凄すぎる。

一番面白かったコーナーは、古代オリンピック。

当時の競技(五種競技)の再現映像が面白かった。

古代ギリシャには、オリンピックだけでなく、国をあげての演劇大会や、合唱大会もあったらしい。女性のスポーツも推奨されてたとか。

どんだけ凄いんだ、古代ギリシャ。
高い技術力と、それを生み出す美意識と、ものすごい知識欲。
圧倒されまくりでした。

展覧会を見た後、ボランティアスタッフさんに誘われて、ポストカード作り体験をした。スタッフのグダり具合…いや、ユルさが面白かった。

博物館を出た後は、異人館街を散歩。夕方だったので、きちんとは見られなかったが、焼きたてワッフルの店に行った。うまし。
次は本格的に見て回りたい。

その後、梅田へ移動。電車の中で、インコのキキちゃんの動画を見せてもらった。超可愛かった。だが気付いたら寝てしまっていた。。阪急電車心地よい。。

GU、ユニクロ、H&Mを見たあと、居酒屋へ。iちゃんと居酒屋に行けば、宇宙の話で必ず盛り上がる。尽きることもない。
私が明日も休みならば二軒目行きたかったが、そこは自重…。
てか、自重すべきは食事の量よ。二人で13000円は食いすぎだろ。やらかした。やってしまった。

でもめちゃくちゃ楽しかった。次はどこに行こうかな。



沈黙

映画「沈黙」を見てきました。

マーティン・スコセッシ監督。
日本人キャストとして窪塚洋介や浅野忠信が出ている。

題材は、江戸時代の隠れキリシタンへの弾圧、そして当時最後に来日した宣教師達について。

高校の日本史の授業では、当時の日本にとって、キリスト教(を利用した違法行為)は確かに危険だった、と習った。

だが今さらながら思ったのだが、だったら宣教師どころか、日本人の信者、しかも一般人を迫害するのはおかしいんじゃないのか!?

犯罪者をあぶりだすのに踏み絵とか、クリスチャングッズ持ち物検査とか…。そら信者しか見つからんだろ。何の役にも立たないよ。
主人公の宣教師が、(役人達は)キリスト教のことを理解していない、と言っていたが、当時の政府はキリスト教どころか、自国の問題すら理解していなかったようだ。

登場人物の外国人が、「日本は沼地だ。日本に異国の宗教は根付かない。彼らは教えを理解できない民族だ」というようなことを言っていたが、寒気がするほど鋭い指摘だ。

映画の出来事から約200年後、日本は明治維新期に入る。
日本に自国の文化や社会を紹介しに、多くの外国人が来日した。各藩に雇われる、お雇い外国人、と日本史用語で言われている外国人だ。

そのうちの1人で、ベルツっていう名前だったような医師が遺した手記の一文。高校の授業で見た気がする。
「日本は我々の文化や精神を、本質的に理解しようとしない。知ろうともしない。形式だけを真似したがる。そのくせ文明開化だとか言って、国中が有頂天になっている。その様子はあまりにも滑稽で呆れ返る」
という意味の内容。

全く一緒じゃないか。
しかも現代でも。

俺達が生まれたのは、なんで今なんだ?こんな腐った世の中で、どう生きればいい!?と、キチジローが言ってた。どうにもこの人物を憎みきれないのは、現代に生きている自分と重なるところが、あまりにも多いからだ。

そんな江戸時代でも現代でも、確かなのは 、隠れキリシタンたちの純粋な信仰心…。

現在も長崎に、隠れキリシタン
としてのクリスチャンがいるらしく、映画の公開に合わせてインタビューがあったり、試写会に招待されたりしていたらしい。

頑張って記事探そう…。
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