時の針

１２年ぶりに帰ってきた。
特に何もしてないけど疲れた。
母は、そのうちまた一人暮らし再開すると思っている。
が、そんなことはまだ分からない。
ただ、もう引っ越すつもりなかったんだけどな…。

何も意識してなかったけど、最後の晩餐は蕎麦だった。

大型ゴミを処分し、冷蔵庫も洗濯機もベッドもなくなり、銀行の住所を変え、電機ガスは明後日から止まる。
服

直属の部下、広報事務である先輩、加工の主任とその部下の４名が、私の送別会を開いてくださった。
会社を辞める決意をした理由を話した。
会社の過去を知り、人間関係の矢印を整理し、過去のトラブルの真相についての認識を共有した。
相談できる人はやはりこの４名の元パートさんだけだと改めて思った。

プレゼントと、メッセージブックを手渡された。メッセージブックは部下の手作りで、ページをめくると千と千尋のストーリー仕立てになっている。

私は部下に、ここまでしてもらえる価値のある人間だったのか…？

ともかくこの５名の方々には、感謝しかない。

2013年10月1日に入社し、そして今日が最終出勤日だった。

事務未経験だったところから始まった私を、６年半使ってくれたこと自体には感謝してる。

それだけだ。
それ以外は話が別なんだよ。

こんなコロナの時期じゃなくて、去年や一昨年の景気が良くて、まだアラサー（）だった頃に辞めりゃ良かった。
もう言っても仕方がないけど。

ニートの定義は、就労も就学も職業訓練もしていない人のことを言うらしい。
ってことは求職者はニート？
ってことは私は幼稚園入園前、つまり3歳以来のニート状態？

他にもやることが山盛り…