そして知る。自分の体が女物に合わない訳を。そりゃそうだ。パジャマのサイズが私よりも小さいって自分どんだけジャイアント。世の男性諸氏は身長であまり嘆かれませんよう。最近は女の子の方が何でか背が高いんです。二日続けてモデル体型のすらっと生足美人を見ちゃうと人間の進化を目の当たりにした気持ちになる。日本人の体形は進化している。そして着物が似合わなくなっていく。そのうち着物の型とかも変わってくのかなあ。私そこまでデカくないんですが、自称より他称の方がデカいのは何故。態度か、態度なのか。

話は反れましたが、久しぶりのお泊りでした。予定がなかなか合わないもんなんですよ。
仕事終わりに一旦帰宅して荷物を入れ替え、駆け込みで電車を乗り換え乗り換え一時間ちょっとの小旅行です。母さん…街の光が遠いよ、みたいな。リアルに光が少なくなっていく様は「きさらぎ駅」を彷彿とさせますが、そうはならない電車の乗車率。ベッドタウンなんだね。
前もって夕飯の買い物をちょこっとお願いしたので、友達宅に着いてからはやいのやいのと夕飯作りに入れました。相変わらずの余裕のなさが大好きです。アンチョビとキャベツは最強の組み合わせ。具だくさんミートソースは美味かった!あれ自分でも作ろう。
空腹に耐えられず、先にご飯を食べさせてもらった後からもう一人の友達も合流して食事を済ませた後はだらだらとおしゃべりしながら、翌日の予定を話し合ったり。うん、写経や陶芸は一日ものだと思うよ!今度はそれ目的で動こうね!
寝たのは深夜。

翌朝はだらだら起きたり寝たりを繰り返して結局起きたのが昼前でした。よく寝れました腰が痛い。友達作による立派な朝定をいただいた後、それぞれが持ち寄ったお菓子やらをつまみつつまったりし、それじゃいかん!と友達の喝が入ったことによって急遽小田原城へ行くことに。プリン美味かった…あれ贅沢プリン。贅沢。リクエストしてよかったありがとう!
小田原城は初でした。桜はまずまずの咲きっぷり。若干散り始めているのもあり、花がまばらだったかな。枝垂桜が見ごろを迎えようかという頃合いだったので、まあそんなもんなんだろう。
昭和に再建してるんだーってのがわかる見事な内装。中に入る時に靴を脱がなくていいっていうのがすごく驚いた。ここ最近行ったお城たちは皆靴を脱いでお入りくださいだったので、どんなもんなんだろうと思えば、城内は立派に博物館。お、おう……リノリウムの床(多分)。
小田原市の北条氏推しが半端ない展示内容でした。そんなに大河ドラマにしたいのか。まあ頑張れと気のないエールを送りつつ、お武家さんの代物が多いですかねえ。生活用品は少ないかな。再建した分、昔の梁や何かも見れるかしらと思ったら、あらないのね…あ、でも瓦は立派。さすが昔の瓦。でかい大きいあれはきっと重い。焼き物ももうちょい見たかったかなー。全種類を網羅した分、中身が薄い印象でしたが、その補填は博物館で!ってことなんだろうな。同じ敷地内にあるんですよ。城のは入門編。
全フロアをまったり見学した後に迎える最上階。そこからの眺めは天下取った気分でした。いや取れてないけどね。でも城下町に海まで臨めたら最高の気分です。素晴らしいオーシャンビュー。ここで気持ちも洗われていたのか野望も抱いたのか、昔の人の気持ちは図りかねる。
見学の後に小田原駅の周りでお土産屋さん巡り。かまぼこゲットー!干物もゲットしたかったけど高い・冷凍・小さい…これは家族のお気に召さないだろうと諦めたら目に入った「釜揚げ桜海老」。この季節!これを逃す手はねええええ!即行で買いましたとも。お醤油かけてちょこっと温めて食べると美味しいのです。やったね。

駅で友達とは別れ、もう一人の友達と共に帰路につきました。すまんほとんど寝てた。

色々発散出来てすっきりしました。またやりたいな!