日記参号

帰りしな、少し時間があったので近くのデパートをうろついていたら、刑務所作業製品というのぼりが見えまして、覗いてみたらびっくりのクオリティ。
家具は有名ですね。でもここまで丁寧で使い勝手の良さそうな物だとは思いませんでした。日本家具といいますか、桐の箪笥もあったし、漆塗りで彫金細工のされた箪笥もあったし。小物入れに使えそうな棚から、階段式のミニ箪笥。なにより姿見兼化粧台が素晴らしい。全体の厚みが薄い上に、机部分は普段は畳んで横の戸棚に収納出来るというのが拍手もの。
漆の塗りも綺麗だし彫金も綺麗だしびっくりしました。でも採算度外視で時間かけてるそうなので、そりゃそうかとも。
小物類も面白かったなあ。生活雑貨もあったりする中で、ある刑務所の名前をロゴのようにあしらった帆布のブックカバーや、シザーバッグ型の小物入れに前掛け。多分、通常ならもっと取るだろうなという値段。ブックカバーはちょっと心が揺れた…。
とにかく色々作ってるんだなあ。木工品多かったけど、ガラス細工とか陶芸品もありました。

陶芸品とは違うけど、昔はレンガ作りも刑務所の仕事だったもんね。ほんで入れる桜の刻印の形によって、どこの刑務所が作ったのかわかるようになってた。
どこだっけ、新橋駅かな。東京駅もそうだったか。駅舎に使ったレンガがそうだった。