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岩合光昭どうぶつ写真展

今日は岩合光昭さんの写真展に行ってきました。もうずっと行きたくって見たくって仕方なかった。しかもトークショーもサイン会もやるよ、となればその日狙いで行きたくなるだろう。
今日、明日とトークショー&サイン会の予定があるのですが、今日は「動物写真家になるには」がテーマだったのでこっちを聞きたいなと。ちなみに明日は「ネコの撮り方」。

写真展は「地球の宝石」からの出展がメインで、他に横浜ズーラシア、神奈川のネコの写真の展示がありました。

「地球の宝石」の方は野生動物がメイン。
いずれ絶滅するかもしれないもの、もうその危機に瀕しているもの……そんな動物たちの写真が、メッセージと共に展示されています。メッセージの内容も勿論、写された動物たちの顔がメッセージに色や空気をつけて重みをもたせて、写真展なのに一つの本を読んでいるような感覚でした。
言葉だけでは言い尽くされた感のある内容でも、写真を通すことで更に強い意味を持つというか。ヒガシローランドゴリラの顔が一番印象的だったなあ。

ズーラシアの写真は「え、これ本当に動物園?」という感想。行ったことがないのでわかりませんが、写真の動物の背景が物凄く広く感じる。トラとかヤブイヌとかオランウータンとかさ。本当に日常の一瞬。この写真たちを見てズーラシア行ってみたくなるわーたまらんわー。

神奈川のネコは神奈川各地のネコさんばかりを。住む地域によってやっぱネコの性格とか顔も変わるのかなあと思わされた。鎌倉あたりはおっとりさん、横浜あたりは何だかチャキチャキしてるような。人の生活の側にあるネコの生活。かわいい。

写真展をまったり楽しんだ後にはトークショー。当初のテーマとは離れたような話もありましたが(笑)、岩合さんのお話は面白かったです。写真家の話から何でか好き嫌いの話まで。NHKとか映画「ツーリスト」とかさ(笑)
写真を撮る時は動物の時間に合わせる。オーストラリアでなかなかカンガルーの写真が撮れなかった時があって、その時、お湯を使うためにはドラム缶で一時間ほど沸かさないといけなかった。そして沸いた時にはもう夕暮れで、風景の向こうに人がいるなーと思ったらカンガルーだったと。その時、この一時間がカンガルーの時間だと思ったそうです。つまり、ネコにはネコの時間。

あとは、人間の目線ではなく、動物の目線からの動物写真。確かに、テレビや写真で目にする野生動物は時々にして人間の枠に当てはめた「野生動物」だったりするわけで。それは人間の見た野生動物であって、野生動物そのものとは違うというような。
なるほどーと思いました。したら、写真もそうなの?と思って。結局、写真も人間の枠だよな。じゃあ岩合さんの写真は何だろうと思えば、岩合さん自身の目線が一番動物の目線に近くて、そういう目線があることを写真は教えてくれているのかなとか。人間の枠でありながら、その中から目線の違いを示すというか。
うむ、好きです。

その後のサイン会にも並んだのですが早い者勝ちであえなく先着40名から脱落。えー……としょぼくれていたら、15時から全員OKのサイン会やりますよ!と聞いて復活。
しかし今、12時半ですが。ということで、同じ会場でやってた企画展全部見てきたぜ(゚∀゚)!土器とか浮世絵とか。そっちも素敵でした。

15時近くでは、サイン会までの待つ間快活なおばあちゃんの話に笑わせてもらい。近くにお住まいとのことで、ボランティアのお姉さん苦笑だよ。でも元気(笑)

そして念願かなってサイン頂きました!話し方の優しい方で、サインも凄いかわいい。笑顔が止まらない(笑)後ろに並んで見ていたおじさんも「かわいい」とにこにこしていました。サインだけでこんなにほのぼの出来るの凄いわー。

もう帰り道はホクホクです。本当に楽しかった!
岩合さんありがとうございます!
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