19世紀の高級娼婦のようになりたかった。

19世紀の高級娼婦は見た目だけじゃなく中身も一流で外国語もできて教養があったから、そんな風になりたかった。

芸術作品を見てアトリビュートから人物を当てたり、当時の時代背景から作者の意図を読み取るのが好きだった。

なにか言われたときに、それになぞって詩を諳じたり知識をひけらかしたりしたかった。

興味のあることは何でも知りたかった。わたしの知らないことでも専門的な話をしてくれる人は好き。それがいかに面白いのか教えてくれるから。博士の愛した数式の博士のような人が好きだ。

やりたいことがあって
それをやりたい。

あとみんなが何を考えて生きてるのかも気になる。
なにが好きなのか?

本を読みたい。アドラー心理学が知りたい。哲学も好き。
関心のあるものが色々あって、最近気づいたけど、頭に内容をいれたいときは本の方が良い。電子書籍は頭に入らない。キャンバスに描かれたスープだ。

なにも知らないけどなにも知らない人よりは知っている気でいる。でもなにも知らないから深い話ができない。
何か知っている人がいるのだろうか?
実業家は何か知っているのだろうか?信念がある人、自分の仕事に誇りを持つ人。
仕事にやりがいがあること、内的理由を持てること。

福沢諭吉の言葉で仕事がある人は幸せだというものがあった。たしか福沢諭吉。
幸せかもしれない。その仕事に価値を見いだすのは自分だ。

誰かを喜ばせることがまだ幸せに繋がらない。繋がったことがあったけど、あった気がしていたのかも。
僕が笑いたくて君を笑わせてるだけなんだ。

集団に属したい。
何かにまとまりたい。
遠くにいきたい。
外国に外国人としていたい。

矛盾している。