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「ちりとてちん」渡瀬恒彦さん

草若師匠役お疲れ様でした。


ウチのトトがミステリーとかサスペンスとかのドラマが大好きなんで(特に西村京太郎サスペンス、特に十津川警部シリーズ)、渡瀬恒彦さんはよく拝見してました。
ただ、そーゆードラマばっかりやったんで、同じような雰囲気の芝居ばかりでした。

草若師匠役は、とても面白ろかった。
今まで冷静な警部役ばかり見てたから、喜怒哀楽の激しい草若師匠は、楽しかった。


呑んだくれのダメ親父。
妻の病気に我を無くすヘタレ亭主。
弟子を叱り飛ばす厳しい師匠。
情けない顔で息子に謝る父親。
颯爽と高座を務める名落語家。
温かな目で弟子を指導し見守る師匠。
くしゃくしゃの嬉しそうな顔で、弟子の頭をくしゃくしゃするイイ顔した師匠(この顔が一番スキ!)


ずいぶん年上のベテラン俳優さんに対して大変失礼ですが……あんなに演技の幅がある人とは思わなかった。
まさか!ピンクのシャツ着て縁側を嬉しそうに跳ねる渡瀬さんを見るとは思いもしなかった。(ピンクの着用多かったな)


渡瀬さんのひょうひょうとした草若師匠の演技が、とっても楽しそうに見えました。

温かい笑顔がとても素敵でした。


今、コレ書き込みしてる隣でトトが「十津川警部シリーズ」の録画を見始めた。
渡瀬さんを見ると、当分は草若師匠に見えそうです。

今日の「ちりとてちん」師匠〜(泣)

も、今日はダメ…
展開の予想がついてるから…オープニングテーマんトコでもう、ぐっときて…すでに涙腺が危ない

師匠〜
生き霊飛ばして、見に行ってはりましたね…みんなの高座見てはりましたね。もう…もう……(涙)

四草くん、師匠の指導で芸の幅を広げて。
小草若くん、自分なりの落語を見つけて。
草々くん、自分の落語に精進して。
草原兄さん、受け継いだ徒然亭の落語を守って。


草原兄さんの落語の辺り、面白いのに泣けてきて泣けてきて…

師匠、生き霊飛ばして見に行くんが、最後の気力やったんですね。
みんなの落語が面白しろうて、ほやから笑ろうて逝かはったんですね。

「徳利とお猪口がない」って言うてはったとき、「あっ、師匠や!」思いましたよ。持ってかはったんやなと。

それ持って楽屋へ化けて出るやなんて、師匠らしいわ。

ほやから…若狭ちゃんだけが師匠の死を知ることになりました(号泣)

地獄の入り口でおじいちゃんと会って、まるで生きてるようなやり取り(笑)

地獄の高座が三代目草若を待ってるなんて「地獄八景」そのままやん。

おかみさんが三味線持って待ってると聞いて喜ぶ師匠の顔ったら…もう! エエ顔してっ!!

タンポポを摘んで、くわえた草若師匠の顔、とっても晴れ晴れとして、かっこよかった。

せっかく地獄におるんやから、これからも時々化けて出て、弟子らを見てやってください。

草若師匠…合掌
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