話題:飲み会・呑み会
「なあ神田、女の子ちゃん集めてよ」と、七星先輩に飲み会の相手を探すよう頼まれた神田です
「店も予約してあるからさ」と
これ、言われたの木曜で、翌日の夕方までに人員を手配しなくてはならなかった
だが、無理です、という返答は許されない
本当はそう言っても問題ないのだが、恩を売っておいた方が後々有利だと思って、学生時代から逆らわずに今に至る
それで七星氏は例の美貌の若い女(以下M美)を欲しているのはわかっていたので、一番最初に声を掛けてみた
M美が駄目だったら、あとは適当な女でいいしね
そしたらだね、意外にも即決でござった
これは出だしから調子良いと思い、あと2人友達誘ってくれと頼むと、それも快諾してくれた
〜中略〜
集まったメンバーは、男が七星氏と同僚の人(妻子持ち)、女はM美と彼女の学生時代の友達の女2人
七星氏は上機嫌
ここまでで俺のミッションは終了
集合時間の5分後毎にケータイアラームをセットしておき、ポケットの中でブルブル鳴らした
いかにも緊急召集が何度もかかったように周りの人に思わせるためにね
ハナから俺は参加するつもりはなかったし、そのことは先輩には伝えてあった
酒飲むと途端に調子が悪くなるし、その姿を誰にも見せたくないしね
てなわけで、俺は寮に帰った
〜中略〜
寮に着く寸前、今度は本当に緊急召集連絡が来た
すぐに職場へ
結局夜勤になっちゃった
朝方解放されてケータイを見たら、M美から電話とショートメールが来ていた
飲み会の途中、化粧室に行った時にでも掛けてきたのかな
メールには「お疲れ様です。次は一緒に遊びに行きましょう」と書いてあった
この女と仲良くなりそうな予感が…
七星氏にこの女を諦めさせ、直後に他の女をあてがう必要が出てくるかも
考えることがどんどん増えて行く後輩神田でした