話題:読書


お盆休み中ではあるが、用事があって役場に行った神田です

役場に行くと必ず寄るのが役場文庫

前回は本棚が増えていたのに、今日は元に戻ってた

しかも本の数も激減しておったよ

あら〜、どうしましょう…と本棚の前でぼうっとしてたら、職員の人に話しかけられてしまった

「勝手に持って行ってもらって構わないんですけどぉ、1人2冊までとか制限を設けた方がいいかしら」と

きっと大量に持って行ってしまった人がいたのだろう、だがそんなこと俺に聞かれても何て答えていいか、すぐに言葉が出て来なかった

だいいち、ここの本棚に並んでいる本の出所ってのかな、本をどこから集めて来るのか知らないし

古本屋に持ち込んでも二束三文だろうから寄付する人がいるのか、それとも職員がどこからか集めてくるのか全然わからない

そして何のために本棚が存在しているのかさえもわからないのだよ

ただ、本は買うより借りた方が安いし、勝手に持って行っていいと言うならそれはタダだから、持って行く人はいるだろうよ

俺がそうだもんな

いつもは無人なのに急に職員が現れただけでなく、意見を求められるとは思わなかった

加えて、持って行ったなら本が減るのがわかってるでしょ、だから次に来た時には要らない本でいいから持って来なさいよ、と言われてるような気がした

妙な罪悪感が芽生えてしまったよ

そこで何を間違えたか、数日前に古本屋で買ったこの本をバッグから取り出し、目の前の本棚に立ててしまった

まだ読んでない本を(>_<)

そしたら職員さん、「東野圭吾だ。いいんですか〜?置いてもらって」と弾むような声で言った

そして本棚からこの本を手に取り、「先に私読んじゃおっかな」と嬉しそうに言った

どうぞ、と答えるので精一杯(^^;)

だがその後、また何か持ってきますね、とも言ってしまった

僕いつも金曜日のこの時間に来ますんで、と要らんこと付け加えて(>_<)



「金曜日ですね。そしたら私に声を掛けて下さい」と職員さん言ってたな

これで来週の金曜日、大量の本を持参して役場に行かなくてはならなくなった

何やってんだろね俺

墓穴掘るの得意なんだけど、こんな所でその癖が出るとは思わなかった

つくづく馬鹿だなあと思う神田でした