走行ing恋愛相談室

話題:曖昧な関係


さきほどは電池がきれそうになったので強引に打ち切った神田です

〜つづき〜

唐突にゲコリンの名前を出して、エリがどういう反応をするか知りたかったのだが、「もお、そういう普通の人は飽き飽きだし、大体がつまんないでしょ」と一蹴

終わった、ゲコリン爆死(笑)

別にゲコリンとエリを引っ付けるつもりもなければ、エリが男に対してどういう希望を抱いているかもたいして興味もなかったので、その後は俺からは話を振らなかった

次ゲコに会った時もエリの話題に触れなきゃいいだけのことだし、と

ところがエリが持論を展開し始めたのだ

「普通の男ってのはね、私が何か頼むと、その時は気前よく応じてくれても、後に見返りを要求してくるのよ」なんて言い出した

見返り?なんじゃそりゃ‥

「都合が悪かったのに無理に付き合ったという気持ちを出してくると言うか、私がその気持ちを察してしまうと言うか」とエリは続けた

はあ、洞察力があると言いたいのかなこの女‥

「例えば今日は本当は来たくないのに来てくれたでしょ?でも神田マンは見返りを要求しないからいいのよね〜」とか言っちゃってたエリ

そう言われても、この日は頭の回転が鈍くて見返りの意味がわからなかった

「それと、簡単に落とせる男はどうでもよくて、追いかけても追いかけてもなかなかこっちを向かない男が好きだし、追いかけてる自分に酔いたいの、わかる?」と

そんなこと言われてもまったく理解できなかった

じゃさ、追いかけて追いかけて、ついには振り向かせたとする、そしたらお前、そいつのこと嫌いになるんだろ?と聞いてみた

そしたらエリは少し考えて「そうね、そうなるかもね、でもこれまで1人もいないの、そういう人」と言った後に「神田マンだけだよ、いくら追いかけても、肉弾戦法に出ても落とせなかったのは」と言ったのだ

肉弾戦法?なんだかいやらしい響き‥笑



その時は忘れていたのだが、そう言えば俺はエリの胸を揉んだことがあるんだった(^^;)

それなのに付き合ってもないし、その後そういう意味での進展もない

それは俺が結婚してるからで、そう易々と落ちるわけにはいかないのだ

それに約束もしてないのに、朝っぱら6時半に電話してきて「来なさいよ」とか言う彼女なんて欲しくねーがな



エリが今の関係を楽しんでいるのであれば、まだ暫くの間はそのままにしておこうと思った神田でした

顔はまあまあなのに貧乳なのが気の毒な‥(^^;)


モスing恋愛相談室


話題:曖昧な関係

翌日東京に帰ってきた神田です

帰りの天気もあまりよくなく、途中何度も休憩したから家に着いたの午前2時

洗濯してから寝ようかどうしようか迷ったのだが、別にあとの時間は予定がなかったので洗濯物を洗濯機に放り込んで寝た

いっぱい寝てやる、ムフフとね

ところが!

午前6時半に突然電話が鳴ったのだ

ボケボケ声で出たら「まだ寝てんの?早く迎えに来なさいよ」という女の声がした

声の主はゲコリンが想いを寄せるエリ、貧乳エリぴょん

千葉から自転車で帰ってきたばかりだし、出掛けるには服がない、それに車の調子が悪いことを言ってその誘いを一度は断ったのだが、寝ぼけてる状態でもエリがゲコゲコのことをどう思ってるか聞いてみるにはいい機会かと思ったのが失敗だった

いつの間にか相手の望む時間に会う約束をしてた

〜中略〜

モスで昼食

久しぶりに会ったせいかエリは楽しそうに何やら話してたな

早く自転車部か男の話にならないか待っていたのだが、なかなかそっちの話に行かないから切り出すチャンスを狙っていたのだけど面倒くさくなった

寝不足だったし洗濯物が気になるし‥

それでももうちょっと粘って、エリの話が途切れたところで無理矢理話題を変えたよ

お前、そろそろ男作れば?××君とか△▲君とかゲコリンとか色々いるじゃない、そいつらじゃ全然相手にならないの?と、本当に無理矢理ね

そしたら‥



つづく


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