森絵都氏でした。
またしても、予告違いの本笑。
講談社がナツイチをやっているのを思い出して、まゆゆのカバーが欲しかったから、というだけの理由で買った本です。
やっぱ買ったらすぐに読みたくなっちゃう。
わたしが今まで予告通りに本を読んでいたのは、姉がくれたビニール製のブックカバー(お風呂でも濡れないように)を使ってて、それってやっぱ濡れないようにってだけあって、出し入れ面倒なんだよね。
だから、一冊読み終わった後、次これにしよーってすぐにブックカバーに収めるから、変更するのが面倒で次のを律儀に読むという。
どこまで面倒臭がりなんだ、自分。
だから衝動買いした本を、その日の内に読むってこともうずいぶんとしてなかった。
まゆゆのブックカバー無かったら多分積み本行きだっただろうな。
いやあ、良かったー
やっぱ読書はこうでなくっちゃね。
どうでもいい話はそれくらいにして。
氏とははじめましてだったけど、良かった。
以下ネタバレあり。

黒魔女の話が一番好き!
トリが好きー!!
なんか、すごく身近な話で、
切なくて、
優しくて。
わたしも16歳の頃から誕生日を迎える前に自分のその歳の話を小説にしてたけど、
こういうふうに昇華できたらなあ。
将来。
それも、20歳でやめちゃったんだよなあ。
今から書いても良く覚えてないだろうし……
確か、姉を殺して姉に殺されるところまできてた。二十歳の自分。
精神的にね。
殺されたよ。
わたしの殺し文句も酷かったとは思うけど。
どうでもいいよーそんなこと!
なんかリアルで、ほんと、自分史を見てるような
あったかいお話でした。

これから、稽古が入るのでこう週に何冊も本を読めなくなるんだなあと思うと、
今から鬱々としてくる。。
うう。読みたいよう。
綾辻行人氏の館シリーズもAmazonで大人買いしたのによう(´;ω;`)
わたしはゆっくり読むのもゆっくり書くのも苦手らしい。
一気に、何時間かかっても一気に読むのが好き。
今度こそ、「蛇行する川のほとり」読みますよ!