小林泰三氏でした。
おおお。
面白い。
日本にもルイス・キャロルはいたのか。
ビル好きだわー。
不思議の国のとち狂った会話をよくもまあこんなにちゃんと再現してるなあ。
そこにミステリが絡むんだから、踊りだしたくなるほど愉快。
ビルの、とんちんかんさがとても愛おしかったよ……
ブージャムってなに?←
え、わたしの不勉強?
バンダースナッチくらいはわかる(ゲーマーですから)。
まあいいや。
そこらへんもスルーして読むくらいが不思議の国への敬意でしょう。
真犯人は頭が良いのか、悪いのか。
ラストの一行はなんだか切なかった。
でも凄惨な描写がほぼラストにしかないのが、ちょっと惜しかった。
もっと欲しかった。
わたしやべーやつやな。
ホラーミステリとかサスペンスミステリとか読み漁ってるとこういう感覚になるのでどうか用法用量を守って読んでください。誰かへ。

次は、何読もうかなあ。