藤崎翔氏でした。
ほう。
うん、ハズレなしだなあ。
相変わらず無駄がない。
今度こそ叙述トリックには騙されない!と意気込んで読んでたのに、
やっぱり騙されるな笑。
美菜可愛いけどさあ、
これ一歩間違えば総スカンくらうキャラじゃない?
結局最後までイジメ的なものがなかったのが救い。
あ、ラストのは置いといて笑。
ただの叙述トリックじゃないんだよな。
嘘の中に、かなりの割合で真実を混ぜるから、
これは騙されるしかない。
感服。
タイトルそういう意味だったか!
あのシーンは笑えた。
面白いなあ〜。
あのページをめくった瞬間に来るからね、展開が笑。
ま、ラストはちょっと説明がかっててくどかったけど……
叙述トリック使ったならしょうがないよね。
次は、日向奈くらら氏で『私のクラスの生徒が、一晩で24人死にました。』読みます。怖いの期待!
堀内公太郎氏でした。
おおおー。
久しぶりに当たり引いたわ!
面白かった!
スピードも速いし、
ラストにかけてすごいスカッとするし。
まあ、イジメの描写とかは、90年代の臭いがしたけどね笑。
家なき子みたいな笑。
ていうかやっぱり日本語っていい!
大好きだ日本語!笑。
以下ネタバレあり。
↓
真犯人がまさかの、だった。
もしかして、とは、あくまで可能性のひとつとして考えていたけど、
まさか本当にやってくれるとは思わなかった。
神すげえ……
冒頭からことりちゃんの正義感やばかったな。
でも麻耶のイジメ発覚の記事には胸がすっとしたし、
わたしもそういう俗物なんだなと思った。。
今や女子高生が体を張る時代か……
わたしの学生時代にイジメがなくてよかった。
千里の根性と気持ちはすごいわかる。
たまに夢で見るんだけど、わたしが高校生で、クラスメイトにイジメられる夢。
でもわたしはそんな低俗なやつらには絶対屈しないという姿勢を貫く夢。
なんでそんなの見るんだろ。経験ないのに。
しかし、タイトルのセンス、いいなあ。
思わず手に取りたくなるタイトルとジャケットのデザイン、素敵。
次は、藤崎翔氏で『お隣さんが殺し屋さん』読みます。
スティーブン・キング氏でした。
ほう。
リアリティがなあ。
確かに怖いんだけど、
英語で伝えるものが、翻訳というフィルタを通して屈折してる。
結果、文章が直接刺さってくるのは不可能。
不可能なんだけど、
これ貴志さんが書いたらさぞ怖いんだろなと。
90年の「イット」観ました。
なるほどね、氏は正直だね。
『スタンドバイミー』みたいだった。
しかも文庫だと4巻。
買わなくてよかった←
あれ映像でも飽きるのに文章で読んだらさすがのわたしでも挫折する笑。
って、イットの話はよくて。
なんだろうな、ダニー5歳には見えないよな。
トンネルのくだりが一番怖かった。
ジャックとの死闘は鬼気迫るものが。
バイオ7のパパもジャックだったな笑。
まさにあんな感じじゃない?
そう考えるとこわ。
と、言うわけで、やっぱりわたしに翻訳小説は向いてませんということでした。
怖いホラー読みたいなあ……
次は堀内公太郎氏で『スクールカースト殺陣教室』読みます。
スティーブン・キング氏でした。
うーん。
慣れないなあ。
でも『キャリー』よりは読みやすい翻訳。
まだ上巻なんでね。
ホラーパートはこれからだけど。
今のところ怖さ無し。
ダニーかわいいなあかわいいなあダニー。
らしくなくかなり読むのに時間がかかった。
なんか読んでると凄く眠くなるのだもの。
要するに、「かがやき」ってやつがタイトルのシャイニングなんやね。
そこは日本語にしなくてもいいんじゃ……
とにかく翻訳の綺麗じゃないとこは、無理に英語を日本語にするところ。
日本の小説の方がよほどカナカナ多いよ。
さそがし下巻は怖かろうて。
いや、怖くなかったら怒る笑。
でもわたしはオカルト的な怖さにはかなり耐性あるからな。
人間の怖さが一番怖いというのが持論。
アメリカのホラーは大抵オカルトだよな。
と読んでて思った。
次は引き続き『シャイニング 下』読みます。
森見登美彦氏でした。
ほおお。
幾分か、森見節が柔らかい笑。
書簡型小説だったからかな?
仙人キャラが出てこないところが、またらしくないポイント。
みんな等身大で、素敵。
そしてラストの恋文、とても素敵。
その手前の、みんなが誰かを誘う手紙も素敵。
あれは守田くんの代筆だったのか?
いやあ、森見先生に手紙を書きたくなる話でした。
「やむを得ん!」のくだりが一番好き。
楽しい話なのに、なんかすごいほっこりした。
感動した。
わたしも明るく言いたいな。
やむを得ん!
次はスティーブン・キング氏で『シャイニング上』読みます。