武士道セブンティーン

誉田哲也氏でした。
あー
うん、やっぱり青春。
えいねえ。
何より、降りてきたから!
久しぶりに降りてきた!
感化される作品が、わたしにとって傑作だともう何年も昔から思ってたけど、
そういうのここんとこ無かったから、忘れてたわ。
まあ感化されたわけではないけど。
アイデアが降りてきただけだけど。
相変わらず、まったく違うものが降りてくるのよね笑。
こんな青春剣道部小説読んで、恋愛ものの光が見えたのだから。
思い返すと昔もそうだったわ。
恋愛もの読んでミステリに閃いたりとか。
なんか、そう、180度とは言わないが120度くらいは違うものを貰い受ける。
そんなもん?
まあ、パクリにはならないというのが良いところかな。
こんなわたしの読書法。
ま、それはいいとして。
早苗、そんな強くなったんだー
もう終盤はやった帰ってくる!って思ってたけど、
氏がそんな甘いことするわけないよね、自分の子どもに笑。
日本舞踊の次は、スポーツですか。
うーん、やはり氏は先生ですな。
まあ今回は泣かなかったけどね!
そう毎回泣かされてたまりますか(ほんとは泣きたい)。
そうか、氏はやはり、香織対早苗を描きたいのか。
だから早苗を敵陣に送り込んだのか。
エイティーンが見えてきたぞ。
ジェネレーションまであるらしいからな。
終わってるの?このシリーズ←
とりあえずジェネレーションまでは買ってあります、はい、Amazon先生で。

次は、佐藤究氏で『QJKJQ』読みます。

せん-さく

長嶋恵美氏でした。
ほお。
イヤミスではなかったな。
てっきり直球のイヤミスだと思っていたのだが。
でもまあミステリではあった。
なかなかどりゃ読みするのにも時間がかかる長さでもあり。
いや、遼介くんがいいね。
少年……
どうも少年やら少女が好きなのは、世間ではなくわたしなのだと気づきつつある笑。
そういう危うさって
やっぱりわたしが大人になっちゃったからなのかなあ、
輝いて見えるのは。
逃避行、面白かったな。
徐々に距離を縮めていくふたりの描写が
読ませるなあって。
いつかは捕まるとわかっていながら逃げずにはいられない
この人と逃げていたい
同じ咎を抱えているのは安心するから
それは絆だけど、愛ではない
二人の歪みが、長編小説ってやっぱりいいねえと思わせたなあ。
まあ、典子が買ったものについては読めてしまったのがちょっと惜しい。
とびっきり爽やかなのか、とびっきり厭あなのかを求めていたから
(いや今の精神状態的に前者か)、
ちょっと今の気分的には物足りないし、
何より泣けるスポットがなかったのもあるけど、
読了したーって感じはここ最近で久しぶりでした。
もっと明るいうちに読み切るかなと思っていたのに。

次は、爽やかに行こう……
誉田哲也氏で『武士道セブンティーン』読みます。

向日葵の咲かない夏

道尾秀介氏でした。
完成度!
ホラーなのかと思えばミステリで、
と思えばファンタジィでした←
ここまでごちゃごちゃしたものをまとめる
完成度!
それが言いたい笑。
まあでも、くくるとしたらミステリなんだろな。
伏線張るのうまいなー
どうしてS君だけ伏せ字なのだろう。
そこがこわいよね。
よくわからなくて。
よくわからないことって、こわいよね。
そういう真理だよね。
多分。
ミチオ神がかってたな。
小説は奇なり。
キャラクタがいちいち怖いんだよなあ。
ミカも怖いし
お母さんも怖いし
お父さんも怖い。
矢部嵩氏の『さおりちゃんの家』(漢字忘れた;)のお父さんの狂いっぷりがちょっと入ってるきがして怖かった。
やっぱホラーじゃね?←
でもまあ、面白かったですよ、はい。

次は、長嶋恵美氏で『せん-さく』読みます。

武士道シックスティーン

誉田哲也氏でした。
はーーーーーー!
可愛い!可愛い!JK超可愛い!
これほんとに誉田哲也氏?ミステリはどこいったの?って感じでした。
何このティーンの葛藤。
可愛すぎるんだけど。
ホロリのシーンもあるし。
これはね、もう何年も前に買って積み本と化していたものなのだが。
男性作家の描く少女っていうのも、
フィルタかかってていいよね笑。
生々しくないとこが←
爽やかすぎる。
そして河合先輩が好きだ。
河合先輩は名前まで可愛いで笑った。
しかしこういうジャンル物読むとほんと思うけど、
作家先生って勉強すること多すぎるよね。
勉強して、教えられたことを書くのは生徒だけど、
先生と呼ばれるからには教えられたことを基礎にして、
自分の答えを説かなければ意味はない。
誰が剣道に日本舞踊などと思いつくものか!
さすがすぎる。
爽やかすぎたなー
香織ちゃんと早苗ちゃんが、
それぞれ違うところから答えを見出すところは、
ほんとさすがのひとこと。
どちらかが答えを見つけて、
それをもう一方に説いて、
なんて簡単には済ませない。
お互いに悩み悩み悩み抜いて、
自分で辿り着く。
素晴らしい青春だなあ。
エイティーン買えてないんだよな。
セブンティーンはあるけど。
Amazonせんせー!
買い。

次も、何かしら読みます。
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