麻耶雄嵩氏でした。
はは。
やっぱり短編てテンション下がるわなあ。
小説は心情を表すものだって、何方が言ってたんだっけ?
短編だと心情が見えないんだよなあ。
それもミステリだと。
謎解きに力が入ってて。
今作は特に、愛香の空回りを描かなきゃいけないもので
あと貴族探偵のキャラに振り回されてて
登場人物の心情表現が足りない。
まあ、読み物としては面白いのだけど。
貴族探偵の名前気になるなあ!
亀井には笑ったww
依子好き笑。
バイセクシュアル万歳←
気になったのがいづな様の段。
名前……?
誰が誰なのか混乱した。
誰が死んだの!男?女?
あれは書き方失敗してると思ったのだが。
あとは依子はもう一回事件に遭ってるのか?
3回目と書いてあったが。
連載って大変だなあ。
まあパターンは一緒なんだけど、
ホームズが毎回違うところが面白いところよね。
でもあれよね、
毎度推理がややこしいよね。
紙に書いて考えるべきよね。
これこそ犯人当てに向いてる作品なんじゃないかな。
ちゃんと情報が開示されてるから。
ただ読む専で考える気ない読者にはちょっとうざったい。
結局わたしはよく考えずどりゃ読みでした。
次は、
森博嗣先生でした。
あー。
Gシリーズの開幕です(わたしの中での)。
S&Mシリーズが森節の最端であり、
Vシリーズがトリッキィであったなら、
Gシリーズは正統派、というところでしょうか。
まさに、正統派ミステリィだったのです。
やっぱりわたしはS&Mシリーズが好きだ。
そして萌絵が嫌いだ←
国枝先生は相変わらずなんだけど、
萌絵キャラ変わってる。。
てっきり萌絵がホームズだと思ったのに。
S&Mシリーズの萌絵の役割を、またVシリーズでのしこちゃん&れんちゃんの役割を、加部谷ちゃんが一手に背負っていました。
海月くんは、犀川先生ポジション。
どうして先生はこういう朴訥なキャラがお好きなのでしょう。
トリック的には、まともすぎた。
やっぱり『すべてがFになる』の衝撃には勝てない。
いやでも、萌絵と犀川先生の関係が気になりすぎる。
え、付き合ってるの、結婚してるの。
もう!
犀川先生のばかっ!
しかし読みやすくなったなあ。
理系文学の読みにくさが、まろやかに。
素直に入ってくる森先生の文章なんて異常だ←
さくさく読める森ミステリィ。
それこそミステリィ。
まあ、いいや。
シリーズの今後に期待。
しかし萌絵鼻につくな。
キャラに納得するまでどれくらいかかるのだろう。。
次は、麻耶雄嵩氏で『貴族探偵対女探偵』読みます。
小野不由美氏でした。
え……
これ小説なの。
わたし原則小説しか読まないんだけど。
ドキュメントやん!騙された!
怖いっていうか……
物語が読みたかったよ。。
特に会話になってないのが辛かったね。
会話劇が好きなわけでもないのだけど、
ここまで一人称を地の文にされると、気持ち悪い。
内容は……
うーん。
別に怖くはない。
そんなこと言っちゃったらもう世の中全部穢れてるわ!
一度も人が死んだことのない土地なんてあるわけないやろ。
そりゃみんな誰かが死んでいった土地に暮らしてるんだよ。
それを怖いといったらもう目を開けて生活できないよね。
うーん、わたしはオカルト系で怖いと思ったことがないのだが。
おばけの類は面白い話だと思ってしまう。
ただ怪談は、うまい人が話すとすごく怖いっていうのはわかる。
映画にすると、効果で怖くなるというのもわかる。
しかし小説は、想像するものだから、わたしの中にオカルト想像装置がないから怖く感じないのかもしれん。
うーん、違うかもしれん。
わからん。
次は、森博嗣氏で『Φは壊れたね』読みます。
櫛木理宇氏でした。
ほう。
こわっ。
こっわっ。
これホラーでいける。
面白かった。
大和こわすぎるだろ。
残酷な話でした。
どこまでも残酷な物語でした。
大和は心からの人殺しだった。
シリアルキラー。
こわい。
実際殺した子どもたちの描写がなかったのは、
想像できうるありとあらゆる描写でもぬるかったからだろうと、予想。
つまり、何も書かないことによって、
真実はもっと残酷なんですよお、って。
氏もこわい。。
以下ネタバレあり。
↓
大和が頭良すぎて。
でもオチがわたしには理解できなかったのだが……
え、灯里ちゃん?
なぜそこで灯里ちゃん?
大和にとって、全てが遊びだったことは理解。
数打ちゃ当たる戦法で手紙を書きまくって、
資料もろもろを送ってくれる弁護士も手の内。
拘置所の中から人を支配するのって、
もう才能っていうか、病なのね。
相手に選ばせて精神的に支配する、
っていうのが大和の戦法だけど、
こんなの実際いたらこわすぎる。
ホラーすぎる。
兄弟の傷つけ合いも残酷だった。
ぼくに痛いことされるの、好き?
いやいやいやいや。
久しぶりにそこらのホラーじゃ読めないホラーが読めて満足。
すごく満足。
とても面白かった。
次は、小野不由美氏で『残穢』読みます。
森見登美彦氏でした。
はああ。
馬鹿がね、一人前に風邪ひきましてね、
寝るのにも飽きたから本読んでたのだけども。
む、難しい。。
京大の頭がなければ理解できない。
謎すぎる。
謎すぎる短編集。
でもこれが、氏の本性なんじゃないかなと思ったり。
最初の表題作は、かろうじて森見節が垣間見れたけど、
あとの三編は毛色が違いすぎて。
この人はただのエンターテイナーじゃないなと、思いましたね。
文章が難解すぎて、相変わらずどりゃ読みには適さない。
読んでるのに、ただ文字を追ってるだけだと気づいて、もう一回読む。
そんなことを繰り返していたら時間がかかった。
素直に文章の意味が入ってこないのよね。
氏の著作は数十年後とか純文学と呼ばれるのではないかと思う笑。
コメディだと思って読んだのに……
エセ純文学笑。
馬鹿には理解できません。
しかしナツメさんは可愛い。
表題作は逆わらしべ長者で面白かった。
以上!
次は、櫛木理宇氏で『死刑にいたる病』読みます。