いしいしんじ先生でした。
うぁぁぁぁん。
やばい。くる。
弟愛しいよ。
わたしが今書いてる小説と語り口が似てるから、
びしびしくる。
口語調なのに文学なのよ。
不思議よね。
もう全員愛しい。
ていうか先生好きすぎる。
『トリツカレ男』も好きだったけど、
これは傑作でしょ。
先生トレンド入り決定。
昔から好きな部類だろうなとは思ってたんだけど、
ここまではまるとは。
固有名詞が出てこないとこが粋。
「あのこ」っていう表現、すき。
リアルなのかファンタジーなのかわからないところも、すき。
後半で涙腺崩壊するだけど、
今までは先生方が狙ったポイントで涙がぶぁぁって押し寄せる感じなのに、
この作品はじわじわと、じくじくと、涙を誘うかんじ。
心地よい。
涙が、あったたかった。
頬を伝うのが、熱いくらいだった。
わたし、生きてるんだなぁって、なんか、尊いね。
生きてるって、尊いね。
序盤に出てくるさ、幽霊綱引き、だっけ?
あの発想好きすぎる!
迷惑千万だけど誰も傷つけないいたずら。
やばくない?
弟天才すぎる。
つまり先生が天才すぎる。
聞くと吐いちゃう声ってなんだろ。
作り話がほんと上手なひとだなぁ。
わたしって意外とファンタジーって好きなんだな。
あー愛しい話だった。
当然一軍入り。
デトックス効果やばい。

次はやっぱり『高校事変Y』かなぁ?松岡圭祐先生。