月は幽咽のデバイス

森博嗣氏でした。
ううん。
何だかだんだんS&Mシリーズに近付いてる気がする。
シンプルがテーマのVシリーズですが、
三作目にして、方向転換か?
まあ、シンプルっちゃシンプルだったけども。
以下ネタバレあり。

建物が動く話、森先生、多くない?
やっぱ建築絡みなのかな?
今回は犯人はいなかった、ということで?
結局、オスカーは何だったの?
熊?
練無くん、相変わらず可愛いなあ(´ω`)
しかし、紅子さまと七夏のバトルは見てて面白かった笑。
しかし、いろいろ本を読んでて改めて思うが、森先生、読みにくいよ……
ど嵌りしてた時は慣れてたけど、森先生の文章はやっぱ理科系で、堅苦しいなあ。
練無くんが今回のMVPですね!
保呂草さんは相変わらず。
何だろうなあ。
Vシリーズはキャラ立ちしてるんだけど、イマイチ好きなキャラがいなくて入っていけない。
唯一好きな練無くんも時々黙っていて欲しくなるし。
それよりも、今回はへっ君にセリフがあったのだよ!
犀川先生の素質が六年生で出てるとは!
やっぱ犀川先生が好きだなあ。
今回の話は、誰か(犯人)が意図的に起こしたことを解明するのではなく、
トリックを解明するに当たって必然的に起きてしまったことが明らかになるという、
先生のよく使う"逆"の推理だったわけですが。
まあ、水槽の話は、話を混乱させるひとつの飾りでありましたな。

さて、次は綾辻行人氏の「迷路館の殺人」新装丁版です。
本格メステリ、期待します。

もぐら凱 下

矢月秀作氏でした。
いやあー
下巻、本屋さんにいったら快く替えてくださいました。
どうもすみませんでした。
わたしが阿保なばっかりに。
と、言うわけで、はい。
徹夜です。
いいのだ。今日は土曜日ではないか。
もぐら最終巻でしたー!!
ううんー
以下ネタバレあり。

そうよね、これしか終わる方法ないよね。。
竜司さん、生きてる限り闘っちゃうもんね。。
でも、竜司さん。。(´;ω;`)
今回は、セルゲーロフの最期が一位でした。
「やっぱり、おまえはおもしろい……」
って死んでくセルゲーロフ。
かっけええ!!
そして竜司さんどんだけ懸垂してんの。
握力ありすぎ。
走馬灯が……
「竜司さんの命日じゃない」
ぞくっとしたね。
まさかほんとに死ぬとは。
今でも信じられん。
もぐらは最強なのにー!!!!
くそう。
最後は紗由美も子供も死んで、守るものが何もなくなって、
独りもぐらとしてトラブルシューターを復業するのがわたしとしては最高のラストだったのに。
でもそれじゃシリーズ終われないもんねえ。
はああああ。

次は久しぶりにミステリィ!
そうです森先生のミステリィ!
「月は幽咽のデバイス」読みます!
その次は絢辻さんの「迷路館の殺人」読むのだ!
さあどっちがホンモノかなあ!?

もぐら凱 上

矢月秀作氏でした。
下巻まで読んだら記事を書こうと思っていたのですが、
わたし馬鹿なので、下巻ではなく上巻を二冊買うという暴挙に出ていました。
それを上巻読み終えるまで気づかない粗忽ぶり。
もう人間やめたくなった。
嘘だろ、おい。
七百円……(´;ω;`)
貧乏学生は頭良くなくちゃ駄目でしょ。
馬鹿なの、わたし。
ということで、たまらなくなってこれを書いてるわけですが。
はああああああ。
ううううううん。
久しぶりのもぐら!
以下ネタバレあり。

よもや冒頭から古谷くん死ぬとは。
さすがだね。
容赦なく殺してくね。
これぞ矢月節。
最終巻だからってハメ外しすぎ笑。
しかしもぐら最強伝説が揺らいでてちょい不満……
もぐらは最強だろ!?竜司さんは最強だろ!?
一人で百人殺すだろ!?
勝てなかったかもしれないとか言って欲しくなかったなあ……
しかし垣崎もかっけえなあ。
女将とのラブシーンも切なかったー
そして益田くんと愛理ちゃんもかわゆい。
よい。
よい。
楢山さんもかっけえし、
もぐらー頑張ってよー

早く下巻読みたい!
悔しい!
明日本屋に二冊持ってって変えてもらうしかない!
おばさん根性、出て来いやー

正月十一日、鏡殺し

歌野晶午氏でした。
はい。すみません。
この一ヶ月、すっかりモンハン4という恐ろしいモノに魂を吸われていました。
一年で最低百冊が目標なのに、かなわないなあ……これじゃ……
こんな駄目駄目な自称愛読家の目を醒まさせてくれたのが、何を隠そう矢月秀作氏の「もぐら」最終巻であります!
うわあああああ!
友達と約束があって駅中をぶらぶらしておったところ、本屋でこれを発見してしまい、今日は全く本を買うことなど考えていなかったのに、買ってしまった……上下巻……
ということで、一話だけ読んでいたこの本を片付けたわけですが。
片付けたなんて酷い言い方!!
酷すぎる!
氏は短編も書けるのかーーー!!!!
どれも秀逸すぎて。。
全部うわっと言わされました。
全部です。
全部ですよ!?
短編とは思えない!
面白過ぎる!
これはお勧めだ!
短編が好きな方もいるはず!
で、これを読んで氏を好きになって長編も読んでみて、管を巻く。
巻くがよい!
お勧めは「絶望ノート」です。
以下ネタバレあり。

うーんどれも秀逸で、どれがいいとか言えないんだけど、
でも全体的に見て、最初の「盗聴」だけはちょっとぬるかったかな。
唯一人が死なない。
え、死んでないよね?これだけは一ヶ月前に読んだものでありますから……
後のはまあ、人が死ぬわけですが。
その死がまあぞくぞくする。
お風呂で読んだ時ちょっと後悔したくらいです。
どれも後味が凄いきつい。
むしろ後味だけで持ってかれる感じ。
もちろん、文章は相変わらずすらすら読める。
表題作はそうくるか!と思いましたねえ。
おばあちゃんもおばあちゃんだけどね。
そんな危機感感じてんならさすがに出てくだろ、と突っ込みたくなった。
あと、個人的に好きなのが「猫部屋の亡者」ね。
主人公の最期が痛快すぎる。
その後の警察のやりとりがまた良い。
うーん。
いいもの発掘しちゃったなあ。
ブックオフは味方。

次はもちろん矢月秀作氏の「もぐら凱」上下巻読みます!よ!ふぉー
下巻まで読んだら記事にします。
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