通天閣

西加奈子氏でした。
ははーん。
よきかなよきかな。
やっぱ関西弁はいいおなー。
憧れる。
わたしは中学生くらいからかな?方言に憧れたて、大学では文学部に入って方言の研究がしたいと思っていたのですが。
受かった大学に方言を専門している先生がおらず、なぜか源氏物語を専攻するはめになった。
まあ出会えた先生は大好きだったけれど。
そういえば今日の夢に高校の頃にお世話になった養護教諭の先生が出てきて号泣したなあ。
もう定年されて、それ以来母校にも寄り付かなくなったなあ。
大好きだった。先生……
と、どうでもいいわたしの話。
さてさて、今作ですが。
大阪を舞台にしてるのにどこか氏らしくないよね!
オヤジがたくさん出てくるんだけど、なんとなくハードボイルドで。
でももうひとりの主人公の女の子はとても、"らしい"。
そしてどもっちゃう新人くんもよきかな。
やはり泣かせにかかるよねー。
ママのくだりは泣いちゃうよね。
ママが声を張ったシーンで思わずほろり。
そしてマメとは、あだ名なのだろうか笑。
坂は、歩いて登ってもいいんです。
氏が見た景色なのかなあ。
後ろにそびえる通天閣。
なんせ江戸っ子だからなあ。

早坂吝氏で『○○○○○○○○殺人事件』読みます。

鸚鵡楼の惨劇

真梨幸子氏でした。
はぬーん。
まさかの!
まあね、犯人と動機にはそれほど驚かされるでも納得させられるでもなかったのだけど。
それってミステリ的にどうなのというところなのだけれど。
いや、氏がただのドロドロじゃなくてミステリを書いているというところですよね。
本格を狙って書いている。
だから真梨節の女のドロドロは、他の作品に比べてライト。
ライトな方ですよ、みなさん。
控えめな真梨節と、本格ミステリ(風)の合わせ技でいい線いってるとわたしは思う。
真梨節を貫くならもーっとドロドロしなきゃいけないし、本格ミステリを狙うならもーっとトリックやら動機やらを演出しなければならない。
どちらともいい感じに抽出できてる作品だなあとわたしは思った。
正直氏のイヤミスは本当にいゃ〜だからな笑。
逆にそんなにドロドロしてなくてほっとしたわ。
これくらいのエグさがちょうどいい。
依子が何か絡んでるかなあと思ったんだけどね。
度々入るエッセイがとても面白かった。
いい具合に生々しい。
そして旦那の描写がないことが不思議だったのだが……
駿の描写を読んでて……
わたしやっぱり好きなんだなと思った←
もう卒業したつもりだったのに。
何を、というのは読めばわかります笑。

次は、西加奈子氏で『通天閣』読みます。

暗殺競売

曽根圭介氏でした。
ふうん。。
ううん。。
別段特筆すべきことは……←
一番面白かったのは二話の「邪魔者」かな。
これがホラーも入っててなかなかだった。
女子高生こえええ。
普通の主婦が殺し屋やっちゃうというのもよい。
意外性。
でもこの程度でどんでん返しと言われてもねえ……
犯人、わかってたし。
そして動機もとってつけたような……
氏とは初めましてだからちょっと期待してたけど、アタリではなかったかなあ。
面白いホラーを探しています。

次は、真梨幸子氏で『鸚鵡楼の惨劇』読みます。

万能鑑定士Qの推理劇U

松岡圭祐氏でした。
ほおお。
まさかのどんでん返し。
珍しいなあ氏がどんでん返し使うなんて。
ていうか颯太くんどうなっちゃったの?
久しぶりの読書だったな。
やはり面白いなQシリーズは。
相変わらず博識すぎる。
ネタはどこで仕込むのだろう。
莉子の高校時代の甘酸っぱい話もよかった。
きゅんとした。
馬鹿にされたりあしらわれたりするたびに莉子が披露する推理はもう当てこすりだけど鉄板よねえ。
そして添乗員αシリーズは時系列的にこっちの方が後なのかな?
読まなきゃ。

次は、曽根圭介氏で『暗殺競売』読みます。
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