歌野晶午先生でした。
ぅうん……。
び、微妙……。
面白い、面白いんだけど、先生の名前と比較しちゃうと見劣りする。
他が傑作すぎるから。←太鼓持ち
結局何にも復讐できてないし、バッドエンドでもハッピーエンドでもないトゥルーエンドだし、、
犯人に意外性?
うーん、それはどうだろう。
微妙、なんだよな。
テレビとネットの覇権争いの描写はなるほど現代文学だなと思った。
令和に生きてる先生ならではの作品。
わたしも実際テレビはほとんど見ない。
面白くない。
それならリアルが伝わってくるつべらとかの方がよっぽど面白いし、
自分も配信者になれるネットの熱っていうのは普及するべくしてしたのだと思う。
最近のテレビってほんとつまんないよ。
ずっと昔から普及しててわたしが視聴してるのってラジオくらい。
わたしも平成っ子なんだなぁ。
さてさて、そんな今作。
面白いですよ。面白いんだけども。
以外ネタバレあり。
↓
どんでん返し、と先生に言われたら期待しちゃうじゃないですか。
だから微妙、だっただけでね。
最近読書してなかったから温度感もわからん。
でもある意味正統派ミステリだったのかも。
準主役が犯人。
だからこそ疑り深い読者と玄人目線には意外性はそこまでないんだけど、
高揚感はあるよね。
あんた誰?って人が犯人じゃないって点では。
リンネの一人称の描写はホラーじみてて怖かった……
そこらのホラーよりよほど怖かった。
さすが先生。
そして子子ちゃんのネーミングセンスとニーナのキャラが好き。
ニーナね、たしかにあんな女の子がいたら超苛々するわ。
でもともだちにはなれそう笑。
伏線かな、って思ってたところが回収されてなかったのは気になったかな。
わたしが気づいてないだけ?
うーん。
まあ、たまにはこういうのもあるさ。
次は、ちょっと『連続殺人鬼カエル男』を読み返しましょうかね。なんか前作踏まえて読んだ方がいいらしいので。読んだの一年半前なので。覚えてなーい( )中山七里先生です。また怖いよー