プシュケの涙

柴村仁先生でした。
あああああああー!
この作品、読んだの5年前だって。
やっぱりいいなぁ。
わたしも「由良くん」の名前使った作品書いたことあるけど、原点ここだった←
何より読みやすいよねえ。
目下先生の作品が読みたくてたまらない。
由良くんシリーズもそうだし、『夜宵』シリーズも。
文庫化してないから電子書籍で買ってしまった。
それくらいあれすき。
強くて弱い少女ってだいすき。
一年経って髪の毛を撫でられる関係になったふたりかわいすぎかよ。
前編のミステリ調もいいんだけど、やっぱり先生の真骨頂は後編のほうだと思うの。
もう切ない!
なぜか由良くんが双子だったことだけなんとなぁーく覚えてた笑。
あー切ない。
これ高校生のころ読んでたら泣いてたかもしれん。
すき。

次は、久しぶりに松岡圭祐先生で『高校事変[』読もうかな。

連続殺人鬼カエル男ふたたび

中山七里先生でした。
うぅん……
なぁんとなくね、
なぁんとなくだけどね、
読めてしまった。
何より訴えたいのが、
いや古手川活躍してくれよ!←
主人公なのに、、
そしてさゆりどこ行ったw
それはさすがに無理があると思うんだが。
最後の真犯人説もやっぱり蛇足感が拭えない。
痛い描写がそこまで多くなかったのが救いか…
まあ、前作よりも痛いのだが、その描写が少ないって意味でね。
前作はねちねちと拷問のように続いてたから。
別段特筆するほど面白くはなかったのだけど、
うーん、なんていうか、改めて、先生すごいね。
以下ネタバレあり。

勝雄が既に死んでいる、っていう推理は簡単だったよな。
とは言え見破った、とかより、
先生ヒントくれてるんだなと思った。
勝雄寄りの描写が冒頭にしかなかったし、
爆破もやっぱり顔見えないし、
それ以降もホームレスの描写に勝雄っぽさがなかった。
てっきり爆破されたのは勝雄だと思ったけどね。
手配中の彼にはあの犯行は難しすぎるだろうし、
それでも捕まらないとしたら、もうこの世にいないと思うのが普通でしょう。
だからさゆりもとっくに殺されてると思ったけどなぁ。
しかし古沢は許せんな。
医者を騙して精神病のふりができるなら、、
嫌な想像だ。
まあ、内容自体は特別面白いわけではなかったけど、
山のようにあった仕事を片付けて悲願の読書はとても楽しい時間でした!

次は、柴村仁先生で『プシュケの涙』読み返します!
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