綾辻行人氏でした。
いやあ、さすがミステリの巨匠だなあ。
どれも秀逸。
表題作の「フリークス」はわかりやすかったけど、
その前の二作は頭を捻った。
なんか腑に落ちない。
以下ネタバレあり。
↓
オチはわかるよ。
オチ、それはさすがだと思う。
でも、そのオチに落ち着いちゃうと、矛盾が生じないか?
結局日記を書いたのは忠で良いんだよね?
何でそれを覚えてないの?
それも精神病のせいなの??
だめだ。
読解力が氏に追いつかない。
次のもなあ。
また出たよ。って感じだよな。。
男女入れ替え叙述トリック。
多分、ミステリ作家なら全員が一度は試みる登竜門なんだろうな。
恥ずかしながらわたしも潜った門であります。
次は森奈津子氏の「あんただけ死なない」読みます!
氏はラノベも書けば百合も書けば官能も書けばホラーまで書くとは
鬼才だなあ。
まあ、面白いかは読んでみなくちゃわからないけど。
今のところ氏の作品にハズレはない。
ホラーはどうかなー
森博嗣氏でした。
この話、好きなんです。
しかしあのラジオドラマ本気出して原作に忠実だったな。
確かに、S&Mシリーズからこれ読んじゃうと肩透かし感じるかもね。
以下ネタバレあり。
↓
この物語はタイトル通り、密室殺人事件なんだけど
S&Mシリーズのトリックと比べると粗が目立つ。
別にドアに鍵がかかってた訳じゃないし、
現場には人が二人いた訳だし、
しかも実際は出入り口が他にもあったという絶対やってはいけないトリックだったわけだけども。
でもこのタイトルの「密室」は、そういう意味じゃないのだ。
この「密室」は、ルナティック・シティそのもの。
殺人という概念があり得ない、ていうか死という概念があり得ない、つまり殺人事件は起こり得ないってこと。
そしてこのルナティック・シティから出た人はいない。
入ってきたのは二人だけ。
これが「密室」なのだ。
そしてこのタイトルが真のトリックだとしたら、副題の「GOD SAVE THE QUEEN」が真の動機と言える。
しかし、ミチル頭弱くない??
そこだけ不満ー
それならむしろロイディが謎解きするくらいのおちゃめが欲しかったな。
あ、ミチルって、ミチル!?
四季の娘!?
しかしミチルは「すべてがFになる」で死んでるはずだしな。。
次は綾辻行人氏の「フリークス」読むー
お久しぶりです。
どうしてこの二ヶ月更新していなかったかと言うと、
何でもありません。
読んでいたのに書いていなかったのではありません。
ただ読書をしてなかったのです。
十二月の中旬に3DSを買ってしまいましてね。。
どっぷりというわけです。
本の虫が聞いて呆れます。
おかげで執筆の方も何ひとつ進まず……
やはりインプットしないとアウトプットもできないのですね。
まあ、いいです。
桜庭一樹氏でした。
うわあ。
いいなあ。
久しぶりの桜庭節!!
炸裂してましたね。
うわあ。
やっぱいいなあ。
桜庭さんのぞわぞわがまた感じられた。
どこが推理文庫?って思ってたら
おお。って。
以下ネタバレあり。
↓
万葉と豊さん!!
くうう切ない!!
まさか心中しようとしてたなんて。
文字が読めないってところがこんなところに繋がるとは。
もうお手上げ。
豊さん(´;ω;`)
いつ死んだの?←
しかし瞳子とユタカの関係も好き。
このマダオ!
リアルだなあ。
女性だなあ。やっぱ桜庭さんは。
女心をここまで繊細に語れる作家さんはいるのだろうか。
しかし瞳子がわたしとタメで、社会に出たくないとか22で無職はやばいとか、就職しなくていいとか、結局親の会社の経理で働いたりとか
頭が痛くなりました。。
次は森博嗣氏の「女王の百年密室」読みます!
これはラジオドラマで聴いて全部知ってるんだけど、
凄く好きな話だったから原作買いました。
去年?一昨年?かな?
楽しみます。
