笹沢左保氏でした。
ふむ。
なんとも言い難いなあ。
文章が、まるで女性じゃないみたいだった。
一体どんな罠をしかけてくるのか、予想できなくて、期待に胸は膨らむ。
しかし、どんでん返しってほどでもない。
たしかに卓也の推理は想像ばっかで独りよがりだし、
その読みが外れることを期待していたのだが。
以下ネタバレあり。
↓
パパがね、実は何も悪い人じゃありませんでしたオチだと思ったのよ。
ただの良い人だったのかなって。
卓也の推理が全部当たってたなんて面白くなくない?
それこそなんの確証もないんだし。
でもまあ、綺麗に終わらせてくれなかった点は、好感笑。
わたしどこまで腐っているのだろう…
これで美千子も卓也も生き残りましたエンドだったら興ざめだったよね。
いちばんはやっぱり勧善懲悪なんだろうけど。
パパをたおす。
たおせなかったかー。
社会的地位に言及したところに絶望したよね笑。
何か一発あてたいなあ。
次は、浜口倫太郎氏で『私を殺さないで』読みます。
乙一氏、中田永一氏、山白朝子氏、越前魔太郎氏でした。
総じて、乙一氏でした笑。
おもしろーい。
久しぶりに読書した。
短編集だけど楽しめた。
正直、最初の「愛すべき猿の日記」はあまりピンとこなくてだるかったけど、
あとのはどれも粒ぞろい。
やっぱり山羊座の友人が一番好きかなあ。
ラノベみたいだよね。
ラノベも文化だけどさ。
文化だけど文学ではないのよね、、
表題作は、まさかのミステリではないという笑。
メアリー・スーって言葉ほんとにあるの?
初めて知った。
そして耳が痛い話だった。
もっと勉強しろということよね。
乙一氏はそこまでしてたってことよね。
はい、すみません。
人生経験が浅いとか、言い訳だよね。
自分から勉強しないと学べるものはない。
はい、すみません。
まあそれはそれにして、面白いのはさすが着眼点。
すごいわかる!
まさに夢小説。
二時創作したことある人はたぶん超わかる!笑。
以前賞に応募した高校時代に書いたBL小説、主人公が無条件でモテる意味がわからないと言われたが、
そんなん主人公総受けなんだから当たり前だろ!とおもっていたけど、
なるほどあれがメアリー・スーだったか笑。
すごく納得しました。
勉強しよ。
でもとにかく書きたくなっちゃったよ!
しかし手元にPCがないよ。
おうちかえりたい。
次は、笹沢左保氏で『金曜日の女』読みます。
こだま氏でした。
ふむふむ。
なんていうのかな、わたしは辛いんだ!って気持ちがダイレクトに伝わってきた。
辛いことは悪いことじゃないし、隠さなきゃいけないことでもないのに、
辛いんだ!って叫べない人が、世の中にどれくらいいるのか。
もしかしたら人間全員どこかしらそうなんじゃないか。
辛いことに、気づかない人もいるよね。
振り返ってみて、あああの時わたし辛かったな苦しかったなって思うこと。
この私小説は、性生活だけにフォーカスしてないところがよい。
生々しいタイトルなのに、まったくいやらしさがないのが不思議。
結婚ってゴールじゃないよなあ。
でも「別れ」というフレーズが一度も出てこないところに感動した。
セックスなんかできなくても、子供ができなくとも、夫婦は夫婦だよね。
子供産んだから偉いのか、セックスできない身体は女性として欠陥なのか。
そんなことないじゃん。
これ、旦那さんはもう通過したのかな笑。
さすがにここまで話題になったら知ってるよなあ。
でもなんだかわかる。
そんなことくらいで、この夫婦は壊れない。
20年以上、セックスしないで続いてきた夫婦なんて、強いはずだ。
勇気をもらいました。ありがとう。
次は、アンソロジー笑で『メアリー・スーを殺して』読みます。
羽田圭介氏でした。
ううううん?
ごめんなさい、理解できなかった。。
登場人物多すぎて、話広げすぎてこれどう着地するねん!って思いながら読んでたけど。
なんかだんだんいらいらしてきた。
読者を置いてかないでほしい。
要するにあれでしょ?
考えることを放棄して流されるな!ってことでしょ?
それを言うためだけに、何時間かけさせるのよ。。
無駄に長い。
希だけがほんとに望みだったわ。
で、なんでKは伏せ字だったの?
圭介のKとかってオチ?
ぜんぜんエンターテイメントじゃないよ!
まじ、結構頭にきたわ。
エンターテイメントは人を愉しませることが定義じゃないの?
なんか煙にまかれてるだけでぜんぜん楽しくなかった。
もうこれ以上書けない。
おわり!
次は、こだま氏で『夫のちんぽが入らない』読みます。流行りに乗ってみた!