変な絵

雨穴著。双葉社。
ほぉーん。
後味系じゃなかった!!!
むしろハッピーエンド?ではないけど大団円。
なんとこのわたしが単行本を買いましたよ。
何年ぶり?
まじで珍しい。
買わないのよ、ふだん。単行本は。なぜって高いから!
この売れ行きと勢いだと数年も待たなくても文庫出るだろうけど待てなかった…
今日これ読んでる途中で実家に帰ってこの本取り出したら母も読みたいと言ってたから今度貸してあげる約束した。
しかし何より特典の読み聞かせいいね、すごく聴きたい。がぜん聴きたい。これあるだけでも買った価値あった笑笑。
さて、『変な絵』。
ちゃんとミステリーとして成り立ってて、さすがだなあと思った!
小説の体裁は相変わらず整ってないっていうか独特すぎて、雨穴さんが独特の才能持ってらっしゃるからこれはこれで、って感じだった。
ストーリーっていうか内容はさすが面白かった。
ラストの、栗原さんだと思ったんだけどなあー!!
以下ネタバレあり。

いやいちばんキモいのタケシだろ。
優太良い子すぎんか…
「お母さん」と「ママ」の存在と違いと関係を、幼いながら考えて気遣うの、、6歳にはできんよ。泣ける。
息子愛激しすぎる母親も、母親溺愛する息子もキモすぎる。
「一番愛する人」が母親なのまじでキモい。
ユキちゃん不憫すぎんか。。
タケシのために「母親」を庇ったお父さんも辛かったな…
しかし雨穴さん、子どもが描く「ような」イラスト描くのうますぎんか、、、
まじでまともなおせち買う以外なんでもできるひとだわ。
尊敬。
ネットで雨穴さんが男性だと知って複雑な気持ちになりました。
女性のほうが推せるけど男性のほうが素直に尊敬できる。
この複雑な気持ち。。

次は、『変な家2』か『高校事変X』かどっちにしようかなあー。

高校事変W

松岡圭祐著。角川文庫。
うぉーん。
昔話多くてこれ続けて読まないと「???」になるわ(続けて読んでてもなった)。
やっぱりカタカナだめだ、、、
韓国名出てきてもアレだし、
チュオニアンはじめ、パグェ、スプキョク隊、
そういう固有名詞が片っ端からだめなんや。
記憶されず脳みそからつるんとこぼれていく。
そういうのが次々と出てきて後々までなんの解説もなく出てくると知っているから絶望。
どうしたら脳みそ鍛えられるのかなあ。
むりか。この歳では。
いやでもさすがに再読に加え、短いスパンで追ってるから初読よりは理解できてる。
結構ご都合主義だよな、とか考えてたら数十ページ前の内容忘れてたりしたけど。
さすがに公安二人も手懐けるのはご都合だよな。
まあそれも結衣のカリスマのなせる業というのは言いようではある。
てかWは凛香出てこないのね。
次か。
そういえば、いまさらだけどこのシリーズ、『高校事変』ってタイトルにわりとこだわっているっていうかとらわれているのね。
Uでは早々に高校が舞台じゃなかったから『高校事変』っていうタイトルの意味はTにあって、U以降はそれの続編で読みなさいよということだと思ってたけど、
Vはチュオニアンで、Wは清墨高校と、あくまでこれは一巻一巻が『高校事変』だというつくりにしたい松岡先生あるいは編集の思惑だろう。
まあ今後はそうでもないんだけど。
勇次きらいー!!
ラスボスはお兄ちゃん??
さっさと未読巻まで辿り着きたいなあ。

とはいえ、今日(昨日)雨穴さんの本(なんと単行本!それも2冊!)買ってしまったのでどっちか読む。

高校事変V

松岡圭祐著。角川文庫。
あーっっっ!!
これがチュオニアン時間だった。
まったくまっさらの状態で再読できるのはほんとにコスパいいけど、
まじで障害疑うレベルだわ。
海外の島という治外法権で派手にドンパチする、
これはこのシリーズでの「枷」を外した設定で、三作目にしてはやくも苦し紛れに走ったか、と初読時も持った感想。
でもこれあんま人気なかったのか、みんながそう思うことでの読者離れを危惧したのか、
Wからはこの「枷」をまたバチバチに嵌めて結衣は闘います。
それだけは、再読してるから知っているのだ。アドバンテージ。自分の感情に対しての。
凛香がまだ猫をかぶっている。
こっから結衣たそは凛香という無視できない「対象」とも交戦しなくちゃならないからな。
敵ではない。まあ敵なんだけど、
結衣にとっての第三勢力。
いずれは味方になる(たぶん)。
要するにベジータ。
でもそれが凛香だからかわいいんだ。
女の子って尊いね。
お兄ちゃんでは可愛げないもんね。
いや楽しみ。
これからまだしばらく再読続くけど、
なーんも覚えてないよ!!!
コスパ最高!!!!

引き続き、『高校事変W』をば。
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