眼球堂の殺人

周木律氏でした。
うーむ。
王道の本格ミステリでしたね。
勝ち点50といったところ。
森先生好きなんだろうなあ。
十和田さんは犀川先生ポジ。
藍子は…
以下ネタバレあり。

藍子は萌絵であり、四季でもあったと。
そう落とすか、と思った。
わたしが取った勝ち点とは、
水が溜まるというところ。
はっきり言って図面を見た段階で、これはそういうトリックを使うんだろうなって思った。
眼球堂が動くというのはやられたけど。
まさか犯人当ての趣向があるとは思わなかった。
わたしはミステリには騙されることを望んでいるから、
自分で推理したことが当たってた方ががっかりする…
だから犯人当てミステリはあまり好きじゃない。
でもまあ、本格ミステリを久しぶりに読めてなかなか楽しかったです。
一軍本棚には収まらないだろうけど……

次は乙一氏で『銃とチョコレート』読みます。

自殺予定日

秋吉理香子氏でした。
ふむ。
イヤミスじゃなかったという!
騙された!
むむむ。
久しぶりに読書した。
なんか突然風邪をひきまして。
38.3度の熱を出しまして。
暇だから本でも読もうと思って。
まあなんだ、おぞましいタイトルに食いついてみたらすごいすっきりした話でした。
こういうのも確かに嫌いじゃないんだけど。
自ら選んだりしないから、騙され勝ちかもしれん。
ようするにモラトリアムの話だったのよね。
リビングで読んでたら母親に「なに変なタイトルの本読んでるのよ」と言われ、姉と3人で超気まずい空気になった笑。
違うのよ!
これは自殺決行するまでのモラトリアムの話なのよ!
まあ、タイトル負けしてる感は否めないけどね。
女の子同士の友情とかいうのも、結構好きだったりする。
こういう本ほんと買わないから、
狙って手に入れることできないのが悔しい。
イヤミスとサスペンスとホラーとミステリに関してはお手の物なのだが、、
でも氏の『暗黒女子』と『聖母』は読んでみたいと思いました。
解説読んで。
以下ネタバレあり。

れい子さんね。こわかった。
対峙したときは、ほんとにこわかった。
でもあれよなー、もう一回どんでん返してくれても良かったなあ。
瑠璃の未来が明るすぎて、ほんと綺麗にまとまっちゃったかんじ。
れい子さんという名前もこわいよね笑。
最近一条ゆかり先生の『正しい恋愛のススメ』を読んだのですが、
そのヒロインもレイコさんでした。
わたしが参加しているワークショップの魔女みたいなパワフルな女性もレイコさん。
れい子さんてこわい←全国のれい子さんに怒られろ。
しかし裕章くんの幽霊設定いらねー…
そこはちょっと興ざめした。
いや騙されないだろ、普通。
御都合主義だったなあ。
パパ好き…

次は、久しぶりに本格ミステリ。
周木律氏で『眼球堂の殺人』読みます。
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