さよならの空

朱川湊人氏でした。
ふう。
久しぶりに読書したなあ。
なんだか懐かしいこの感じ。
書かなかったんじゃないんです。
読めなかったんです。
あまりにも忙しすぎて。
仕事、稽古、本番、仕事、インフルエンザと、怒涛の年末年始でした。
しかしライフワークもそろそろ取り戻していいのではないかな。
仕事もだいぶ落ち着いてきたし。
でもさすがに次の日に仕事があると、読めないな。
その代わり、休みの日は三冊でも五冊でも読んでしまいそう。
さて、久しぶりの朱川さんでしたが。
なんだか不思議な話でした。
ノスタルジックなんだけど、SFっていう新しい。
まあ、驚きとかぞくぞくとか感動とかはなかったけど……
うーん。やっぱり氏は短編小説家だと思う。
ほとんどの作家さんが長編小説をウリにしてるけど、短編小説でこそ本領を発揮する作家がいたとしてもなんら不思議はないよね。
まあそれなりに楽しみました。
以下ネタバレあり。

朱川さんらしくないSFで、でも夕焼けっていう朱川さんらしいノスタルジックな世界。
トモルいい奴すぎるだろ。
やっぱな。朱川さんに少年を書かせたら日本一だよな。
少女だったら桜庭さん、少年なら朱川さん。
まさか、理詰めできてオチがオカルトとは。
さすがや。
マーサが好き。
キャラメル・ボーイいかしてる。
まあ、星三つ?

次は、インフルのお見舞いにお姉にもらった本を読みます!
米澤穂信氏で「満願」
このミスにはハズレもたまにあるけどね。
でも短編集がこのミスに入るなんて意外ー!
ここであえて長編ではなく短編をお見舞いにくれる姉に感謝……

物書きバトン

物書きさんに質問!


物書きさんに質問!



■お名前は?
つめ子です。
■物書き歴はどれくらい?
小学生の頃からだから14年くらいかな。
■小説を書く時の大体の流れをどうぞ。
まず妄想をする!妄想の段階で、初めから終わりまでの構想を決定します。それを妄想メモとしてメモに残して、書きながら軌道修正をして進めていく感じです。だから、終わりが決まっていないものは何をゴールにしていいのかわからないから書けないし、逆にはっきりと決まっているものは窮屈で書けません。ある程度決めて、あとは伸び伸びと書いています。
■小説のネタが浮かぶ時はどんな時?
大体、触発されなければネタは生まれません。小説を読んだり、音楽を聴いたりして触発されて書くことが多いので、お題を決められるのは苦手です。あと、夢で見たものはよく短編小説にします。
執筆する時は、夜中薬で意識が朦朧としている時で、朝になると覚えてないから、新鮮な気持ちで自分の文章が読めて楽しいです。
■自分の小説に納得できない時ってどんな時?
うーん。基本自分大好きだから、自分が書いた作品も大好きです。でも納得……納得かあ……うーん。駄作だな、と思う時もあるけど、それはそれで愛しています。駄作だなと思うのは波長が合ってないんでしょうね。
■逆に満足出来る瞬間ってどんな時?
こんな子が書きたかった!この台詞を言わせたかった!と自分の妄想メモを越えられた時ですね。妄想の壁って結構高くて、なかなか文章で妄想を表すのって難しくて。イメージを越えるっていうの。それを越えられた時は本当に満足です。
■一作品にどれくらい時間が掛かる?(短編の場合)
1時間で書ける時もあれば、もう何年もかかる時もあります。大体5,000字くらいなら、一晩で書けちゃいます。
■書くのは短編、長編どっち派?理由もどうぞ。
基本短編ですね。長編も好きだけど。長編を書くとしても、大体連載小説って形で、一話一話でそれなりに独立した話を書くことが多いです。本当に最初から最後まで流れを作って書けた長編小説のは、二作品しかありません。
■一番気に入っている小説は?理由もどうぞ。
やっぱり初めての本格長編小説の「プライベートパーク」でしょうか。思い入れはありますね。良くあるトリックなんだけど、二年越しで改訂までして、完成度は一番高いのではないかな。
■逆に載せることすら迷った小説は?理由もどうぞ。
迷ったというか、もう載せられないものを先日書きました。とにかく自分の汚い部分だけを書きなぐったような話で、吐き出したくて書いて少し落ち着いたからいいけれど、書き上げたら今度はやっぱり誰かに見せたくて、でもとてもじゃないけど見せられないもので……困ってます笑。
■読者に人気(閲覧数の多い)の小説は?
BLで書いた「奪い取る」という連載かな。わたし自身も気に入っています。
■小説を書く上で楽しいことってある?
もう書いていることが楽しい。キャラが一人歩きしてくれると、楽しくてしょうがないです。軌道に乗ると、一人歩きしてくれるんですけどねえ。なかなかそこまでのレベルに達するまでに時間がかかることもあります。
■どんな小説が書きたい?
桜庭一樹先生が書くような、強く儚い少女が書きたい!!
あと、主人公だけの物語じゃなくて、サブキャラの物語も主軸にそれとなく混ぜてしまう小説が書きたい。漫画でいうと、「君と僕。」みたいな。
■文章を書く時に自己流の小技なんかがあればどうぞ。
そうだなあ。書いていて気づいたけれど、わたしの文章にはやたらと擬音が多いです。擬音を駆使していろんな表現を試しています。
■憧れる小説ってどんな小説?
自分じゃ書けない小説。その人にしか書けない小説。どうしてこんな話を思いつくのですか?「あなたじゃないからです」っていう。
■逆に、嫌い(苦手)な小説は?
翻訳文学。これは苦手。やっぱり翻訳しちゃうと、その文章を変えなきゃいけないわけで。例えばちょっとした言葉遊びや、文章構成の意外性っていったものが、崩れてしまって、固い日本語になってて美しくないんですよね。もし読むなら、その言語で読みたい。でも英語は苦手orz
■お題を使ったりする?使う場合、こだわりとかはある?
使いません。お題を与えられるのは苦手です。でも自分の中ではお題っていうのがあるのかもしれない。この台詞を言わせたい!というところから妄想をしていったりします。とにかくその描写だけを目指して書くのがこだわりかな。
■小説を書く上で気をつけている点は?
文章に必ずしも主語を入れないという点ですね。自分が美しいと思える日本語にしたい。日本語は美しいと思う。あと皮肉を込めるのが好きです。
■小説をサイトに載せる時、フォントやレイアウトにこだわったりする?
全くこだわりません。内容だけで勝負です。
■スランプになったことある?またスランプに陥った時どうする?
万年スランプです。一度書き出すと止まらないですが、一度止まるともう永遠に続きは書きません。それがスランプというなら、もう万年どこかしらスランプです。
■最後に、小説を書く上で上達しようと何か努力したことがあればどうぞ。
尊敬する先生の文章とかを結構参考にします。ここぞという時だけね。技術は奪うものです。

お疲れ様でした。

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