櫛木理宇氏でした。
ふうん。。
なんか、煙にまかれたかんじ。
どの家庭も不和すぎて……
ただ文章が綺麗すぎる。
綺麗すぎて、サスペンスになっていない。
もっと緊迫感でどきどきさせてほしかった。
救いが少女2人と、少年。
主人公はどうでもいい扱いだし。
これは少女を主人公にした方が良かったのでは?
いやそれだと、あからさますぎるのだろう。
だからと言ってあの主人公はなあ……
感情移入できないし。
うーん、完成度はいいと思うんだけど、
何かが足りない。
源田の猫殺しのシーンなんかはわりと好きだったけど。
残酷で。
そう、残酷さが足りなかった。
もっともっと残酷な作品はたくさんある。
イヤミス系サスペンスと謳うくらいなら、
残酷さが足りない。
綺麗すぎた。
綺麗なのはいいことのはずなんだけどなあ……

次は、薬丸岳氏で『友罪』読みます。