西加奈子氏でした。
はああ。
『サラバ!』Jr.ってかんじ。
家族なあー。
セックスをお母さんが語るくだりは笑えたし泣けた。
氏はテレビで「書きながら作る」って言ってたけど、そうなんだろうなあって思う。
わたしと同じ書き方。
なのにどうしてこうも力量の差が……
正直ね、サクラはいらなかったのではないかとも思うのですよ。
サクラいなくてもこの物語は成立する。
でもこれで味変わるのかなあ。
わからん。
お兄ちゃんは死んでしまっているのです、から物語は始まる。
氏は妹か姉にこういう猟奇的な女の子がいたのかしらね。
この手のキャラいいね。
そして相変わらずいろいろな人を描く。
ラストのお父さんもかっこよかった。
しかしあざといほど狙ってきたラストのミキの台詞にやはり涙してしまった。悔しい。
やっぱり関西弁ていいわー。
憧れ。

次は……どうしよう。寝る。