西加奈子氏でした。
はぬーん。
透明な作品ね。
透明でした。
透けてみえるくらい。
こういうどうしようもない恋がしたい。
どうしようもなくてやるせない恋。
どうにもこうにも何か書きたくなった。
触発された。
よし、わたしのことを書こう。
関西弁で。
関西弁てなんでこんな切なくて優しいんだろう。
じんわりする。
わたし日本人であることは誇っているけど、江戸っ子であることに誇りはない。
なんとなく、やっぱりここに都という名前がついたのは日本の歴史的にも浅いし、そういう意味では京都の人は気品があると思う。
大阪でも、北海道でも沖縄でもいいけど、その土地の言葉を持ってるってすごい大切なことだと思う。
日本語を扱えてすごく幸せだけど、もう少し贅沢を言うなら、日本のどこかの土地の言葉を操りたい。
なんて、戯言。
氏の作品は芸術だと思った。
体を消していくさっちゃんの描写とか、花の名前の矛盾とか、
そういう気持ち悪いものをすごく綺麗に描いている。
凄惨な過去の話とか、みいちゃんのともすれば重い話とかをさらっと語っちゃうのが、なんだか切ない。
ストーリー性はあまりないのだけど、
なんだか胸がつーんって痛くなる。
その痛みも愛しいかんじ。
うーんよくわからん。

最近止まってた筆をとろう。