話題:家族

冬のボーナスまで節約マンを続けなければならなくなった神田です

まずはオカンにお金を送ったので、貯金が減ったのよ

これまで何年にも渡り、二月か三月に一回、生活に困らない程度のお金は送ってやっておったのね

急に「カネオクレ」と連絡が来るのが嫌だったから

心配になるじゃない

日本に居るなら別にどうってことないが、外国はどうなっているのかよくわからないしね

特に豪州は、コロナ関係なく物価が高いのさ

それで今はコロナ禍だ

どういう暮らしぶりになっているのかあまり詳しい事は言わないからさ、ドバッと送ってやったよ、しょうがないから

そしてお次はオヤジと妹

来月は陶芸教室の生徒さんが途切れる期間があるので、その間にゴートゥを利用して旅行に行かせることにした

本当はゴートゥはどうでもいいのだが、温泉にでも浸かって心身共にリフレッシュさせようと考えた

B子にまたおかしくなられても困るし

なのでオヤジ妹B子の三人で相談して、どこかに行けと指示した

よそ行きの洋服類が必要なら、デパートに行っていいからとも付け加えて

どこに行くことになるのかわからないけど、これであの三人の事は暫く考えなくて済むかな、と



頭の中を軽くしたいのさ

色々考えてしまうと、仕事に差し支えるような気がしてね

まあ家族の事はどうしたって頭から離れないけど、少しでも考える時間を減らしたいと考えた訳だ



糞爺の一周忌の法要はやらなかった

やれやれうるさく言われたんだよお寺に

そのお寺はそういう行事で稼ぐのだから仕方ないけど、どのようにすればいいのか考えたくなかったので、そのお寺と喧嘩してもいいやと思いながら、いかなる要請も全力で拒否した

コロナで面会に行けないのだけど、まだ糞爺の奥さんのこともあるから、この世から消えた奴のことなんてどうだっていい

かれらが自分の祖父母だったらちゃんとやるけど、赤の他人だからね

しかも別れた女房の身内だから、いつまでたっても元女房のことを忘れられないし

普段は全く考えてないが、老人ホームや役場からの郵便物を見るだけで、否応なしに思い出してしまうのだよ



これからどんな事が起きようが、負けることは考えにない

常に勝つ

そのためには自分に余裕を持たせたいんだよね

それが今の俺の生きる道だと思いたい




さっきね、サッポロ一番塩ラーメンが入った片手鍋を持って、夜勤の後輩クラゲに差し入れしてやった

寝てたけどね

この時間、寝てていいのかよ!と、わざと強い口調で言うと飛び起きた

コイツに食わせるとまた寝ちゃうなと思ったので、俺が食ってしまった

夜中のインスタントラーメンほど美味いものはないやね


(^o^)v