貴志祐介氏でした。
書き下ろしか……
なるほどね。
書き下ろしって感じね。
これは単行本になっても文庫になるかはわからないな。
なんてったって設定がギャグだもんw
ハチとの壮絶な闘いって何よw
まあ、設定の地味さに比べたら、中身は結構なサスペンスやってたけれど。
相手がハチだからねえ……
やっぱりこの人には人を書かせてなんぼだと思うのだが。
どうだろう。
お風呂で読んだけど、それほど怖くはなかったよ。
それよりもチラシの「二十の悪夢」が気になる気になる木になる。
朱川さんだー
(
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以下ネタバレあり。
↓
確かに最後のどんでん返しは予想してなかったけど、
どんでん返せばいいってもんでもないな、という感想。
誰も予想出来ない設定なんて、いくらでも考えられる。
考えるのは一人なんだもの。
やっぱりそこには意味がないとね。
そう思うと、最後の入れ換えトリックは、蛇足だったんじゃないかと……
ハチとの壮絶なサスペンスを繰り広げて、
最後は地味に刺されて、自分で喉かっ開くとこまではいいんだよ。
とても良い。
異常。
でも別に別人間である必要はなかったんじゃないかなあ、と。
変にダブルとか、装飾がちょっと萎えたかな。
サスペンスホラー的には、良かったと思います。
でも動機が金とか、ちょっと安易すぎるなあ。
やっぱり動機は大事よね。
氏の今までの作品では動機が破綻しすぎてて逆にいいというのが特徴だったのですが。
今回はちょっと……
まあ、星三つ。
次は、有川浩氏の「海の底」読みます。
また甘いのだろうか。
しかしまた軍、隊、ときた。
好きだなあ。