前作の時、母を誘って喜んでいた。今回も観たがっていたので、早速誘った。そしたら父もついてきた。


笑った笑った笑った
前作と比較して、どうか?と問われたら「そこそこ」て感じかな。
制作費は上がってるだろう。キャスト増えてるし、ロケも増えてるみたいだったし。

ストーリー(脚本)は前作ありきだから、越えるのは難しい。
だけど前作で描かれた各々のキャラクターを踏まえて、お約束を仕込んだりスケールアップしたりと、若干キャラ物の気配(笑)

前回(人知れず)井戸に落ちた相馬(西村雅彦)は、今回も井戸に落ちるし、しかも今回は仲間の前で落ちたのに誰も助けてくれない不憫
前回は泳げないって設定だけだったのに、今回は川で溺れた

鈴木(知念侑李)は前回仲間の前で白い太もも晒して恥じらっていたが、今回は流れついた川辺で洗濯にきたおかみさん連中に晒してイジられていた(何がカワイイかったのか?(笑))

前回包丁殺陣で危機を脱した今村(六角精児)は、包丁槍を城にブン投げた(そして堀に落ちた)

剣の達人で頼もしい荒木(寺脇康文)は、今回は敵方の剣士と風呂入って、後ほどサシの勝負を演じた。

前回、活路を開いて重傷を負った秋山(上地雄輔)は、江戸にて柳生の死客と渡り合った。

増田(柄本時生)&お猿の菊千代コンビは猿回しと棺桶の中。

菊千代は相馬との行列検分所でのごまかし(かかし大名行列)引っ掻き回しが一番の功労だろう。

殿(佐々木蔵之助)とお咲(深田恭子)は痴話喧嘩しながら(ここ大事!痴話喧嘩の方が主)死客をやっつけるし(笑)

しかし一番キャラがスケールアップしてたのは松平信祝(陣内孝則)。顔が出る度に紫のアイシャドーに笑た笑た
前回は城に居るだけだったのに、アリバイ工作の為もあって湯長谷まで籠で出かけるわ、途中から「戦じゃ〜!」と「お前は信長か〜?」とツッコミ入れたくなる甲冑に身を包むわ、ナリは一番豪華だった(笑)
しかも前作以上の悪役っぷり。
信祝は捕まっても反省しません。自分は正しくと思ってるから。
清々しいほどの悪役!

殺陣も前作以上だったが、こんなキャラのスケールアップが一番の楽しみ所だった。

大岡忠相(古田新太)、オイシい役まわりなのに派手さがない。
古田さんには舞台ばりの立ち回り見せて欲しかったなぁ。
福田(橋本じゅん)の方が楽しそうだった。

キャストロールに『福本清三』の名が!
どこにいらっしゃったんだ〜!?