中山氏は少女漫画界におけるファンタジーの開拓者と云える方です。

苦手な少女漫画にすりよりながら、コツコツとファンタジーの種を蒔いて今や少女漫画ファンタジーにおける大御所!


SFに飽きたとき(飽きたとゆーよりブームが去って良い作品がなかったのですけど)出会ったのが中山氏の「花冠の竜の国」

評判が良かったのか読み切りだったのが連載になり「プリンセス」では人気作家となられました。

その後は(多分)中山ワールド全開でファンタジー描かれてました。
その頃「プリンセス」はファンタジー作品多かったし。


そして満を持して描かれたのが「妖精国の騎士」!
コレは中山氏が一番描きたかった作品らしいです。
20年かがり、最後の方は掲載誌(同系列)が変わってのノンストップ連載、全54巻に番外編1巻。

ず〜と追っかけてました。おかげで単行本は全部初版です。
全編シリアスファンタジーはちょっとキツかった。

けど途中ダレることなく続けられたのは凄い!


中山氏はこの作品で第37回日本漫画家協会優秀賞を受賞されました。


現在「花冠」の次世代ストーリーが進行中。