財布が語るオムニバスだと原作読んだトトと現在読んでる途中の娘に聞いていた。

8章にも渡る長い長い殺人事件解明の軌跡。

たくさんの人を巻き込み、その人生を変えた連続殺人事件。

プライドが高く自己顕示欲が強い犯人。
彼を操る人たらしの知能犯とその愛人。
ついでに犯人をカタる予備校生。
こいつら理解でけん

殺人に快楽を感じる実行犯。
人たらしで人の心を傷つける知能犯。
どちらも共通するのは目立ちたいだと!?
わからんわ

くたびれた刑事と探偵が出会い、一緒に事件を追う。

財布、確かに事件のキーポイントになった財布もあったけど、必ずしもそうではなかったよな。
各章の主役達には関わってはいたけど、事件に直接関わってなかった主役もいたし(但し知能犯に傷つけられてたが)、財布関係ないのに事件をややこしくした主役もいたな。

本能的に知能犯を怪しんでいた少年。
ラストに刑事が少年に語った言葉が飾り気がないのにとっても優しかった。
形見のイヤリングを渡す探偵。ここはぐっときました(泣)